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NOMさんのコメント: 投票数順

★5運命じゃない人(2004/日)極めて丁寧に作り込まれた作風に、映画が好きで、好きで、たまらない感情が伝わってくる。しかも、制作の苦労ではなく楽しみながら撮られている感覚までもが伝わってくる映画ファンによる映画ファンのための映画。[投票]
★4マイ・レフトフット(1989/アイルランド=英)ダニエル・デイ・ルイスを早く出したい気持ちは分かるが、少年期をもう少しだけ丹念に描いてくれれば、愛情は極めて深いけれども、やむなく屈折してしまった主人公の性格を、困難ななりに理解することへの助けになったと思う。[投票]
★5穴(1960/仏)ノワールの傑作。本物のリアリティーと映画のフィクションとの融合が、強烈な映像と音響を得て、否応なしに映画世界を盛り上げる、否、掘り下げる。 [review][投票]
★5丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)笑いの中に深い人情を感じるこの映画は、完全に時代を超越している。丹下左膳は愛に溢れた物語だった。日本に生まれて良かったと感じること間違いなしの国宝級作品。[投票]
★4バートン・フィンク(1991/米)どこまで、制作者の「妄想」につき合えて、その妄想世界に没入できるのかが、映画の鑑賞点の一つだとすれば、実に映画的な映画で、映画で映画を見せた映画。題名は、バートン・フィンチでもよかったかも。[投票]
★4ゴースト・ドッグ(1999/独=米=仏)ジャームッシュミューラーによるポートレイトが最高の出来。メインはもちろん、老いぼれマフィア、子供、動物までも。写真を積み重ねたような映像の作りからモノクロが似合うが、カラーでも充分に魅せる。ストーリーなんかどうでもよくなる位。 [投票]
★4ファーゴ(1996/米)7〜8年前に観て以来の鑑賞だったが、コーエン兄弟の作品に果たす撮影監督ロジャー・ディーキンスの貢献度を改めて思い知らされることとなった。映像だけでも十二分に楽しめる作品である。「変顔」のおじさんも最高だが、それはまた別の話。[投票]
★4ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007/米)主人公が静かにじわじわと観る者の心の中に染みこんできては、溢れ出す。その繰り返しはまるで、幾世紀もかけて地中に蓄積しては、湧き出すOILの様。 [review][投票]
★3アメリカン・ギャングスター(2007/米)絶妙なタイミングで、挟み込まれるエピソードの出来が、映像、展開、演出、共に、とても良い。それがある意味、CMのようで、本編の流れに散漫な印象を与えてしまったのは残念だが、全編通して十分楽しめたのは出演者の貫禄も含めさすが。 [投票]
★3未来は今(1994/英=独=米)今なら邦題が「ハッドサッカーの委任状」になっていたかも。でかい体で子供みたいなティム・ロビンスと、憎らしいほど小生意気なジェニファー・ジェイソン・リーの掛け合いが楽しく、人生なめきったおっさんのポール・ニューマンもいい味。[投票]
★3マッチポイント(2005/英=米=ルクセンブルク)映画としては優れているとは思うが、好きになれない。妙な例えだが、東野圭吾の小説は出来が良く人気のあるのもわかるが、物語と登場人物が、好きじゃないと言う感じ。ウディ・アレンは合わない者も居るのが人気監督たる所以なのだろう。[投票]
★3バンテージ・ポイント(2008/米)本作を評価された方に、是非観て頂きたい作品がある。(引用作品に関するネタバレあるかも) [review][投票]
★3シッコ(2007/米)いつもながら、ムーアのペネトレーションには感心させられる。いろんな意味で。 [review][投票]
★5ビッグ・フィッシュ(2003/米)ティム・バートン作品では好きな方。デップばかりに偏らず、本作のようにヘレナ・ボナム・カーターとかで、脇を固めるにとどめ、色んな役者でバートンワールドを展開してほしい。[投票]
★5殺人の追憶(2003/韓国)ストーリーはローカライズした上で追いかける必要があるが、映画としての完成度は非常に高い。出演者それぞれの魅力を生かし切っているし、展開やユーモア、映像センスも冴え、韓国サスペンス映画では一番の出来と言える。「韓流」苦手派も観るべし。 [review][投票]
★3サッド ヴァケイション(2007/日)最近TVも含め浅野忠信を観る機会が増えすぎたせいか、以前のような浅野忠信だけで作品に引き込まれる感じが薄まってきている。映画ファンの身勝手な要望だが、キーとなる映画俳優は、TVCMとかは極力出ないでほしい。あるいはそれを吹き飛ばす気概を見せてほしい。[投票]
★3トレマーズ2(1995/米)メインキャスト以外は、かなり悲惨な事になっているのに、そんなの構わず、明るく楽しい化け物退治。もっと、もっと、せこい退治法を見せてくれ。それに期待して3,4、レンタル決定。[投票]
★2ゲゲゲの鬼太郎(2007/日)鉄腕アトムの時代から、実写化してはいけないものを実写化してしまうのは、これはもう日本人の悲しい性としか考えようがない。だが海外でも、あのアルトマンが『ポパイ』でやらかしてるらしいから、そうすると、映画監督の出来心ってやつかも。[投票]
★2西遊記(2007/日)新春かくし芸大会みたいな映画。せっかく西遊記なんだから、堺正章も出してテーブルクロス引き抜き芸かなんかさせればいいのにね。[投票]
★3ディスタービア(2007/米)良くできた娯楽作品。シャイア・ラブーフは、『穴 HOLES』で初めて観たが、ルックスに特徴がある上、コメディ要素も兼ね備え今後楽しみな若手男優。 [review][投票]