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ルクレさんのお気に入りコメント(1/7)

LOVERS(2004/中国=香港)★4 TVで観るのにはもったいない映像美。でもストーリーは50cm×36cmの画面で充分。にしてもチャン・ツィイーってほんとすごい。スーパーマンやな。そら『SAYURI』主演も持って行かれるわ。(05/10/30 地上波) (きわ)[投票(4)]
萌の朱雀(1997/日)★1 日本の寂れ行く山村という場所自体で「マズイ」と思った。自分はあかん、この手は。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(4)]
東京裁判(1983/日)★1 判事・検察側を暴露記事的に揶揄し、一方、被告側へは価値中立的かつ同情的。アメリカのダブル・スタンダードは常に批判されなくてはならないが、戦犯救済というグロテスクな方法を採る必要がどこにあるか。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
東京裁判(1983/日)★2 裁判映像だけで十二分に歴史的価値があるだろうに何でもかんでも付け加え過ぎて散漫。アウシュビッツなぞの映像を筆頭に法廷以外のフィルムはどこかで見たようなのばっかり。記録映像に作家性をヘタに注入しようとしたが恣意的なものにしか感じ取れない。 (けにろん)[投票(4)]
パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)★2 中盤までは間違いなく面白い。しかしそれ以降の展開が粗っぽく、前半と後半がうまく噛み合っていないように感じた。 [review] ()[投票(8)]
プラトーン(1986/米=英)★4 規律を重んじたエリアス軍曹と統制を重んじたバーンズ軍曹両者の放縦にそれを許した少尉の無能さ。巧みな人物配置から戦場での悲劇の根底にあるものを提示する。 [review] (山ちゃん)[投票(6)]
夢(1990/日)★4 天才の世界。 長文、御免! [review] (いくけん)[投票(9)]
シン・ゴジラ(2016/日)★3 民主的手続きに右往左往する縦割り官僚機構は非主流どもに国民の運命を預け、2大原発大国アメリカの傲慢とフランスの強欲の溝を綱渡りし、原発NG国ドイツのお人好し人道主義にすがる。各所に配慮しつつ、現実的にも娯楽的にも可能な限り誠実なゴジラ映画だとは思う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(10)]
ペコロスの母に会いに行く(2013/日)★5 老人映画、最近東西問わずやたら多い。日本人の観客が加齢化しているせいか、それともそもそもそれは世界的な現象なのか分からないが、老いをテーマにし、それは必ずとも深刻ではないという掘り下げ方は見事の一言である。 [review] (セント)[投票(4)]
黒衣の刺客(2015/台湾)★2 木の葉のざわめき、幼子と戯れる蝶。これは運命を自然のなかに位置付ける映画かと思ったのに、画が過剰に創作され、刺客の身の上が意味ありげに言語化されるため、物語が中途半端に見え隠れして思考が解放されない。ミニマムの力を信じ、もっと徹すればよいものを。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
桐島、部活やめるってよ(2012/日)★3 少年期とは立ち止まれぬ激動の季節 前進せよ 「何者」かに成らんが為 変わりゆく運命の子らよ  (漫画「拳奴死闘伝セスタス」より引用) [review] (ペンクロフ)[投票(11)]
清須会議(2013/日)★5 南條範夫流の、秀吉の「天下人」としての器量を前面に押し出して、観るものを「なるほどこれなら」と納得させながら、ユーモア、スリル、サスペンスも忘れずにきちんと娯楽映画に仕上げた三谷幸喜の快作。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
TIME タイム(2011/米)★3 母をも圧殺されたお前が最底辺から這い上がって収奪システムの天辺を完膚なきまでに叩きのめすのかと思えばお嬢彼女と強盗ごっこに身を窶す様に何じゃこりゃと正直思うのだが、世の善良な女子どもの正統白馬王子願望に準拠する様にまあこれも有りかとも思う。 (けにろん)[投票(1)]
次郎長三国志・次郎長と石松(1953/日)★5 次郎長ものは、どれがどれだか覚えてないが、どれでも5で間違い無い。とにかく面白い。ワクワク度では黒澤明より上かも。 [review] (minoru)[投票(1)]
悪人(2010/日)★5 うまく表現できないけど、今の日本をむしばみつつある「嫌な感じ」がそのまま映画になったような怖さがある。社会弱者を不法投棄してしまうような状況やそれを是としてしまう社会環境が恐ろしい。それを止められるものは私たち自身しかないのかと、そんなことを考えさせられる名画。妻夫木聡の演じる無口な男がリアルすぎて怖い。 (サイモン64)[投票(2)]
キッズ・リターン Kids Return(1996/日)★5 ナニモノかになろうとして、結局なににもなれない人々を、きっちりナニモノかになった監督が暖かく描く。一種ゆとり教育みたいな残酷さを感じる。実際いるんだよな、あんな感じで後輩をダメにしようとする先輩。 [review] (サイモン64)[投票(4)]
ルート・アイリッシュ(2010/英=仏=ベルギー=伊=スペイン)★4 国家ではなく経済の論理で戦闘が遂行されるとき、規範は主義ではなく利潤に依拠することになる。外国に憧れた港町の少年たちは金のために銃をとり、結局どこにも行けなかったのだ。暴力の非情さを身を持って知りながら、暴力でしか抗えないという矛盾が切ない。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
弥太郎笠(1960/日)★5 隠れた傑作。マキノ正博の脚本の把握力、ストーリー全体の構成力、観客のエモーションのマネジメント能力、編集の簡潔性と画面転換の的確性に加え構図、明暗、カッティング・イン・アクションの正確さどれ一つとっても並ぶもののない才能が煌く。 [review] (ジェリー)[投票(3)]
ドラゴン・タトゥーの女(2011/米=スウェーデン=英=独)★3 長丁場を飽きることなく見せきってしまうフィンチャーの手腕は見事だが、おそらく原作(未読)を丁寧になぞり過ぎたのだろう、映画としての山場がどこにも見あたらず、細部のテクニックに自己陶酔しつつ、ただ結末に向かって話しを消化しているだけにも見える。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
ドラゴン・タトゥーの女(2011/米=スウェーデン=英=独)★3 数年前に観たスウェーデン版ミレニアム3部作のほうが誠実だった。フィンチャー版は不誠実だった。 [review] (モロッコ)[投票(5)]