★5 | 近松物語(1954/日) | まず感動したのが 当時の商家のセットの素晴らしさ 衣装やメ−ク 髪型や着物の着付け 登場人物の所作や身のこなしの優美な美しさ。まるで浮世絵から抜き出てきたようなリアルな臨場感。それを映すカメラも最高。美術作品のような映画。 | [投票(3)] |
★5 | 雨月物語(1953/日) | 京マチ子さんの迫力に圧倒された。美人とは顔だけじゃなく 身のこなしや何気ない動作 ちょっとした仕草が重要と思い知った。 | [投票(2)] |
★5 | きっと、うまくいく(2009/インド) | 長時間ながら練り上げられたスト−リ−で文句なしによくできている。笑いあり涙ありでお決まりのハッピ−エンドだけど社会問題にもしっかり踏み込んでいる。インド映画ではよくあることだけど演じる側も作る側も楽しそうなのがいい。 | [投票(1)] |
★5 | 白雪姫(1937/米) | 昨今のディズ二−作品とは格が違う。優雅でおっとりした品のある白雪姫 控え目に抑えた色彩や流れるような動き レトロな雰囲気満載だけど永遠に色褪せない秀作。 [review] | [投票(1)] |
★5 | ルードウィヒ 神々の黄昏(1972/独=仏=伊) | 私ごときがこの映画について何を語れるだろうか ビスコンティ入魂の傑作 まさに芸術映画。 | [投票(1)] |
★5 | 風と共に去りぬ(1939/米) | 圧倒的迫力で迫る これこそまさに古き良き時代の代表的ハリウッド大作映画。
Tomorrow is another day 何ていい言葉だろう 明日への希望が湧いてくる。 | [投票(1)] |
★5 | 決闘高田の馬場(1937/日) | このリズム感とテンポの良さは何物にも代え難い。深刻な仇討話も軽妙洒脱に 観終わった後は実にスッキリ爽快。 | [投票(1)] |
★5 | フレンチ・カンカン(1955/仏) | 弾けるような若さのニニ 女王様キャラのロ−ラ 初老の興行主アンリこの3人を中心に 純愛もそこはかとない悲しみも吹き飛ばしてム−ランル−ジュのショ-が始まる。
躍動感あふれ細やかな機微も感じられる名作。それにしても知名度が低すぎる。 | [投票(1)] |
★5 | 素晴らしき放浪者(1932/仏) | 上質で上品な笑いが満載。放浪者というかただの浮浪者で 命の恩人に対してやりたい放題 実に厚かましく教養も常識もない。でも なぜか憎まれもせず飄々と生きている。生活を引っ掻き回される書店主たちも お人よしで快楽的。どちらもお気楽で面白い。 | [投票(1)] |
★5 | ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | ベルトリッチ独特のエキゾチズムが開花。清朝最後の皇帝を通して 激動する中国現代史を映像化。大きな歴史の流れの中では 皇帝といえど大海に浮かぶ木の葉のようなもの。ラストの抒情的な終わり方もいい感じ。 | [投票(1)] |
★5 | 山椒大夫(1954/日) | 水墨画のように美しく まるでこの時代にタイムスリップしたような臨場感。 | [投票(1)] |
★5 | 水俣 患者さんとその世界(1976/日) | 裁判を起こした人達が 株主総会に巡礼の装束で乗り込み 社長に怒りをぶつける場面は圧巻。作品の作りとしては 被害者側に寄り添いながらも感情的になることなく 冷静に社会悪を告発。 | [投票(1)] |
★5 | ガタカ(1997/米) | 脚本もいいけど 完璧なエリ−トを深い悲しみを湛えて演じたジュ−ド・ロウの魅力に尽きる。 | [投票(1)] |
★5 | 御誂治郎吉格子(1931/日) | モノクロの無声映画なのに リズム感があってテンポのいい展開に驚いた。古いのに新しい。闇に浮かぶ無数の提灯や 伏見直江さんの健気さが今でも心に残る。無声映画の秀作と思う。 | [投票(1)] |
★5 | おとうと(1960/日) | ラストシ−ンが特に好き。弟の面倒をかいがいしくみる姉の心情がここに凝縮されている。 | [投票(1)] |
★5 | 乱(1985/日) | 晩年の世界観があらわれた傑作と言っていい気がする。ラストの無常観が心に残る。
妥協のない演出から気迫が伝わってくる。 | [投票(1)] |
★5 | 王妃マルゴ(1994/仏) | 世界史で習ったサンバ−テルミ−の大虐殺の背景が少しわかった気がした。権力争いや宗教問題の凄まじさは半端じゃないと教えてくれる。マルゴを中心に歴史的背景もきっちり描いた秀作。 | [投票(1)] |
★5 | 暗殺のオペラ(1970/伊) | 原作はラテンアメリカ文学だから そういう雰囲気が濃厚に感じられてメチャいい感じ。アリダ・ヴァリの部屋で渦巻き型の蚊取り線香が映った時 そんなのが外国にもあったのかと驚愕した。 | [投票(1)] |
★5 | 紅夢(1991/中国=香港) | 20世紀初頭の素封家の家が舞台。この伝統的な家屋が風情があっていい。赤い提灯や黒い屋根瓦 当時の風俗や習慣を観るだけでも大いに喜ばしい。 | [投票(1)] |
★5 | シャイニング(1980/英) | ジャック・二コルソンの表情が怖いし 双子も怖い。でも霊感の強い少年は マジ可愛いかった。
雪のように深々と恐怖が増す最高のサスペンス映画。 | [投票(1)] |