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[コメント] たぶん悪魔が(1977/仏)

「時代は変化するわ」〜〜「どんな時代に?」 大学に入る前後の自分を思い出した。何かに役立てることの出来る自分が「役に立つ」と言うこと自体にに疑問を感じていたころ。私は数学を選んだが、それも同様になにかに「役に立つ」事を要求され続けた。ただ、理由はレビューに書いたが、生き続けている。
PaperDoll

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







主役のアントワーヌ・モニエの裸体の美しさは素晴らしい。DVDだったが、修正がなくて良かった。

コメントにも書いたが映画のテーマはかなり本質的な問題だ。環境問題が随所に紹介されるがそれは思考の発端の一部に過ぎない。それを挿入しているのは、誰にでも分かるロジックで誰かに役立つことはほとんど全て「地球環境」と言う枠組みを考えただけで、消滅するということだ。

私の場合は生まれつきの性欲と愛欲(満たされることはないけれど)だけが存在理由として残っている。それでさえ、ないよりはましだろう。

自発的に死ねる、自殺できる人間は幸せな方だと思う。

(評価:★5)

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