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サイモン64さんのコメント: 投票数順

★4猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017/米)差別や憎悪そして相互の不理解。人はどうして傷つけ合わなくてはならないのか...もはや「猿の惑星」という枠組みを超えた大きなテーマは、2時間の尺で語るには荷が重すぎたのかもしれない。いたずらに登場人物を殺めてしまう演出には疑問を持った。 [review][投票(2)]
★4ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017/日)かなりのボリュームと複雑さのある原作をうまく切り取って序章として取りまとめていて感心したッ!山崎賢人の髪型・表情再現も非常に良くできていて満足だッ!あえて海外でのロケも、原作風景の非日常感を良く引き出していると思うぜッ!そしてなにより小松菜奈のキャスティングがたまらないッ!続編が楽しみだァァァァァ。[投票(2)]
★5ジャッキー・ブラウン(1997/米)タランティーノ監督は三作目にして映画を作る目的を一通り果たしたのではないかとそんな気がした。それにしても、どんなに自信があるとしても私にはロバート・デ・ニーロをこんなに軽々しく扱うことなどできず、やはりこの監督は天才なんだろうなと思う。 [review][投票(2)]
★2ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米)頑張ってはいるけど、いろいろ勘違いしているかな−。 [review][投票(2)]
★4ムーンライト(2016/米)見る人に労苦を強いる作品。もしトランプ政権が発足していなかったら、本作はアカデミー賞を受賞できただろうか。 [review][投票(2)]
★5マイ・インターン(2015/米)あのコルレオーネ、トラヴィスがこんな好々爺になっちゃったのかという驚きはさておき、主人公がそもそも仕事のできる人物だった設定はちょっとズルい気もする。しかし、登場人物構成はシンプルで、ちょっとした動きや目つきで状況を明らかにする主演陣の演技はお見事の一言。[投票(2)]
★3エクソシスト(1973/米)公開当時小学生だった自分は、その絵面(えづら)にばかり目を奪われていたが、長じて本当に絶対神をいただく世界があることを知り、そのような世界が複数存在して妥協の余地がない今日の状況に震撼する。[投票(2)]
★3ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015/米)2のすごかったところは1をそのまま活かしつつ、さらにものがたりを人類の希望へと導いたところだった。3や4やクロニクルは論外の駄作としても、今回の新作も「サラ・コナーズ役の女優がかわいい」くらいしか見るところがなく、結局ターミネーターは2で完結した映画なのだなという思いを強くしただけであった。[投票(2)]
★5マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)爆音、轟音、疾走、銃撃。2時間の上映時間をほぼ埋め尽くすテンションの高い映像に圧倒された。全般的に説明不足気味のまますっ飛ばして行ってしまうのだが、そこがまたいい。是非とも劇場で観たい映画。[投票(2)]
★1世界の果ての通学路(2012/仏)まあ、いわゆるひとつの「世界残酷物語」の系譜ですわな。地雷原のごとき象の巣窟を抜けて兄妹が学校に通う道すがら、妹が落とした水筒を完全な構図のカメラがアップで捉える。なんであらかじめここにカメラが置いてあるの???幾多のアクシデントの中、なぜかすべりこみセーフ![投票(2)]
★5ジャージー・ボーイズ(2014/米)C.イーストウッド監督の丁寧な映画作りに感嘆するだけではなく、この人がこんなに音楽に造詣が深かったことに驚いた。選曲センスの巧みさに舌を巻いたが、「君の瞳に恋してる」が始まるまでの10分間の盛り上げ方は尋常ではなく、"Trust in me when I say."のあたりではもう感極まったし、曲の終わりで一緒に立ち上がって拍手しそうになった。[投票(2)]
★2LUCY ルーシー(2014/仏)いくら娯楽作品だとしても、科学的な素養が低すぎる。脳の活動が活発になったからってフォースが使えるはずもなく、それにあのスピードでウインドウを開けるパソコンは存在しない。基本的な部分で白けてしまうと、全部がダメになる好例。[投票(2)]
★4チョコレートドーナツ(2012/米)[ネタバレ?(Y3:N2)] かつて河上肇は「制度も固定化すると残酷を産む」といった意味合いのことを述べていたが、本編はそれを地で行くようなやるせない物語である。愚昧なる偏見と硬直化した制度でもって無垢な命が奪われる矛盾に私たちはどう対すればいいのか。あらゆる人に見てもらいたい物語だ。シーンや心境を映した選曲は秀逸であるが、これがなければ見続けることが出来ない辛い映画だと思う。[投票(2)]
★3ローン・サバイバー(2013/米)戦闘のプロが孤立無援となり、肉は砕け、骨は折れるという文字通りの状況で、アメリカ人に取っては非常に身近な問題として捉えられるのだろうが、アフガニスタン軍事介入に大義の見いだせない日本人からすると中々に微妙なストーリーではあった。[投票(2)]
★4清須会議(2013/日)今のところ三谷幸喜の最高傑作と思う。下手なケレン味や笑いに走ってグダグダになった過去作より、まるで舞台劇のような今作は非常に良く出来ていた。彼にコメディは向いてないから今後はやめたほうがいいと思う。[投票(2)]
★5HK 変態仮面(2013/日)まず劇画チックな鈴木亮平の風貌がとてもイイ!そして磨き上げた彼の肉体がまた素晴らしく、さらには一切の照れや憂いを排した変態ポーズが素晴らしい。彼を主演にした時点でこの映画の成功は約束されていたと思う。そしてニセ変態仮面を演じる安田顕の変態演技が、この変態映画を究極の変態映画へと盛り上げている。このめんどくさいいまどきの日本で、よくぞここまでの映画ができたものだと感心する。[投票(2)]
★5フライト(2012/米)社会人として、人間として、父親としていろいろな想いが去来したんだけど、矜持を持つことや気概を大事にするという点に強く共感した。終盤、冷蔵庫に酒を発見したシーンは、こんな静かな映画なのに、本当に怖かった。 [review][投票(2)]
★5モンスター(2003/米=独)誰しも何かにすがって生きている。それをなくした時の落差に怯えて、必死にそれを守ろうとする。最悪の選択をせざるを得なかった主人公の胸中を思うと暗澹とするばかりだが、人生の出だしから狂ってしまった彼女を救う術はなかったのかと思うばかりだ。[投票(2)]
★5苦役列車(2012/日)予告を見た人の多くが期待していた「森山未來の『モテキ』からの変貌ぶり」が、びっくりするほど表現されていた。顔つきまで変貌するもんなんだな。 [review][投票(2)]
★5ボーン・アルティメイタム(2007/米)このアクション...カット割りを考えた人もすごいが、編集担当の苦労が忍ばれる。アクション映画というジャンルのハードルを果てしなく上げてしまった感じで、007やMIシリーズなどのスパイ映画もやりにくいだろうな。一方ドラマ部分のチープなわかりやすさが結構いいと思う。しかしマット・デイモンって、役柄の幅が広い人だな。[投票(2)]