[コメント] チャップリンの 黄金狂時代(1925/米)
心からびっくりするのは崖っぷち山小屋シーンぐらいだが、チャップリンの個人芸は洗練を極め、ほとんどつけいる隙がない。チャップリンが鶏になるトリック撮影もうまくいっている。パーティの狂騒とそれを眺めるチャップリンの孤独な横顔の対比は胸を打ってやまない。
ところで、これは撮影の出来についてももっと言及されてしかるべき作品だろう。画角のよく計算されたショットが多いし、トム・マーレイが発砲する銃の煙の吹き方なんか実によく撮れている。
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