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[コメント] 映画に愛をこめて アメリカの夜(1973/仏=伊)

「映画」か「人生」か、という二項対立はありえない。トリュフォーにとっては映画が人生であり、人生が映画だから。私にとってもそう。皆さんはどうですか? 私はこれを涙なしに見ることはできません。
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ジャン=ピエール・レオーこそが真の天才俳優だ(ゴーカート!)。ジャクリーン・ビセットの美しさは筆舌に尽くしがたい。助監督のナタリー・バイ、メイクのニク・アリギ、小道具のベルナール・ムネーズ(ねこ!)、みんなみんなチャーミング。そしてトリュフォーは満身創痍になりながらもひたすら映画の完成を目指す。そうして撮り上げられたこの映画は、その出来不出来を超えて私の心を撃ち抜く。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)KEI[*] けにろん[*]

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