[コメント] パリ、ジュテーム(2006/仏=独=リヒテンシュタイン=スイス)
全一八話もあるものの、なかなかどうしてどれも高い質を維持している。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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コーエン兄弟はまたもやスティーヴ・ブシェミを散々な目に遭わせ、ガス・ヴァン・サントはひとりだけ同性愛を取り上げるなど、それぞれの特質がよく出ている。
個人的には、カウボーイ好きの幼い息子を失った母親が見る幻を描いた諏訪敦彦監督の第八話と、視覚障害者の描き方がユニックで、ナタリー・ポートマンが実に魅力的に撮られているトム・ティクヴァ監督の第一六話が印象深い。
また、全一八話が終了した後に流れる「登場人物たちのその後」を思わせるショット群が幸福感に溢れていてすばらしい。どうも幸福感ってやつに弱いんですね、私は。
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