[コメント] NINE(2009/米)
観客は脚本ではなく,女優の顔を観に来るというのは,自分の作品に対する痛烈な皮肉か!?実際,その通りの映画で,その目的なら達している。ペネロペの良い意味でのビッチ感がたまらない。ニコールの美しさも女神そのものの神々しさ。割り切って観たら楽しめる映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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記者会見やホテルマンとのやり取りといった小気味いい会話の応酬もいいし,ケイト・ハドソンの「シネマ・イタリアーノ」は文句なしに格好いい!
それにしてもマリオン・コティヤールってこんなに美しかったっけ?「パブリック・エネミーズ」では,どうして主人公が彼女を運命の女性に選んだか不思議なぐらいだったけど,今回の彼女は文句なしに美しかった。主人公の彼が,マリオンを愛しているからこそ,全く別のタイプのペネロペに惹かれるのも良くわかる。暗いシーンのソロで歌う彼女の憂いを秘めた目が,あまりにもきらきらと揺らめいて美しかった。彼女の美しさにようやく気づいた。それだけでもこの映画を見た甲斐があった。
でも,やっぱり3点なのは大したストーリーがないのと,女優らのソロのシーンが切り貼りの印象が強いからだろう。
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