[コメント] 風と共に去りぬ(1939/米)
恋愛映画だけでなくスペクタクル性、ドラマ性、アメリカの歴史映画としてどれをとっても一級品の大大作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
映画館で2回観て、テレビで数え切れないほど見た。そしてこの年になって分かったことは、脚本のうまさである。
原作は新潮文庫1冊で約600ページ。それが6巻あるのだ。それだけの内容を前後編に分かれているとはいえ、約4時間に収めきったシドニー・ハワードに敬意を称する。
前半はレッド・バトラー(クラーク・ゲーブル)とスカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)の恋の駆け引きに焦点を当てて、南北に分かれたアメリカの実情を説明していく。
後半は南北戦争敗戦後のタラを舞台にレッド、スカーレット、レスリー・ハワード、オリヴィア・デ・ハヴィランドの4人の人間ドラマに収斂されていく。
その語り口の上手さは一級品だ。
映画の出来も大作の名にふさわしい。
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