irodoriさんのコメント: 更新順
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018/仏) | 偶然観て驚愕。何?このシティーハンター愛の溢れ方は! 決して自分は原作やアニメ好きでもなく、むしろあの執拗なデフォルメには嫌気がさしていたほうだ。にもかかわらず、 [review] | [投票] | |
ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地(1975/ベルギー) | 70年代の作品にして、非常に新鮮。固定ショット、長回し、劇伴なし、長尺。これらによりジャンヌを盗み見ているかのような感覚にどっぷりととらわれる。 [review] | [投票] | |
ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)(2016/中国=香港) | 主人公2人を、チョウ・ドンユイとマー・スーチュンが見事に演じており、かつ、2人とも魅力的だ。それこそが最大の本作の美点だろう。 [review] | [投票] | |
トラスト・ミー(1991/英=米) | 独特のオフビート感に貫かれており、感情の激しい上下動はないが、心地良さが残る。まず、主人公2人のキャラ造形がユニーク。 [review] | [投票] | |
メジャーリーグ(1989/米) | 映画として粗は多い。が、チャーリー・シーンのマウンドでの佇まいと、ピッチングフォームの美しさ、登場曲"WILD THING"で盛り上がる球場の雰囲気はたまらない。 [review] | [投票] | |
イロイロ ぬくもりの記憶(2013/シンガポール) | 前半は、主要な登場人物のいずれもあまり好きになれなかった。それがストーリーが進むにつれて愛おしく思えるようになるのは、脚本、演出及び役者の良さに他ならない。 [review] | [投票] | |
17歳の瞳に映る世界(2020/米=英) | アップショットや切り返しの多用により、主人公が観る世界が狭いことが端的に伝わってくる。何をセリフで伝え何を伝えないかの取捨選択が巧みで、ともすれば感情的になりがちなテーマを、主人公のキャラ造形にも合わせてか、落ち着いたトーンで描いている。 [review] | [投票(1)] | |
すべてが変わった日(2020/米) | 夫婦の関係性が丁寧に描かれている。会話だけでなく映像で魅せる上手さが際立つ。ロケーションが良いうえ、カメラワーク、画面構成も見事。そして後半にあんな展開が待っていようとは… [review] | [投票(1)] | |
人狼村 史上最悪の田舎(2011/スペイン) | 『パンズ・ラビリンス』のスタッフが製作にかかわっているってことで期待していたが、想像よりだいぶチープ。何より造形の美しさがない。それでも最低限の楽しみを与えてくれたのは、主演2人(ゴルカ・オチョア、カルロス・アレセス)のキャスティング。 | [投票] | |
9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019/仏=ベルギー) | 横綱相撲。こういうミステリーをフランスが作ることが新鮮。 [review] | [投票] | |
エール!(2014/仏) | 4人家族で、長女のポーラ以外の3人が聾唖という特殊な家庭環境。その設定が生きる見事な脚本。ポーラを演じるルアンヌ・エメラは役者臭が少なくリアル。父母のキャラ造形がキュートさを与えている。 [review] | [投票(1)] | |
カセットテープ・ダイアリーズ(2019/英) | 見せ場の1つであろう、主人公が恋人を見つめながら歌うシーンや、主人公ら3人で街を走りまわるシーンに突き抜けないものを感じる。人間関係の描き方があっさりし過ぎているのも不満。しかしそれでも [review] | [投票] | |
コーヒー&シガレッツ(2003/米=日=伊) | オムニバス作品ってことで観賞後の作品全体としての印象は薄くなりがちだが、ジャームッシュの映像・音楽・脚本のエッセンスが凝縮されていて、ジワジワ効いてくる。 [review] | [投票] | |
ケンとカズ(2016/日) | アップショットが多用されるが、それに耐える役者陣の顔面力。 [review] | [投票(1)] | |
恋は雨上がりのように(2018/日) | 小松菜奈の破壊力(+太腿力)を堪能し、ハマり役の冴えない大泉洋を楽しむ作品として割り切れば [review] | [投票] | |
ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2017/米) | 新鮮なことに、一貫してナレーションやテロップが一切なく、撮られている人の名前も肩書きもわからなかったりする。それでも会話やスピーチの内容を聞いていればどういう人が、何について話をしているかはおおよそわかってくる。 [review] | [投票(1)] | |
身も心も(1997/日) | 劇場公開当時、かたせ梨乃のダイナマイトバディに圧倒されつつも、あの世代の人々の生態を醒めた目で見、歳を重ねる悲哀をなんとなく感じていたはず。 [review] | [投票(1)] | |
共犯(2014/台湾) | 主人公である黄立淮の一挙手一投足が、緩慢ともいえるゆっくりとした速度で描かれており、そのペースが作品全体のスピード感を支配。浮遊感を高め、非現実性を強くしている。それが映画全体にえも言えぬ余韻を与えている。 [review] | [投票] | |
それから(2017/韓国) | テーブルを挟んでの人々の対峙シーンが非常に多いことで記憶されるべき映画。そこに、長回しの中でのズーム・イン&アウト、左右へのパンがこれでもかと繰り出される。その執拗さに辟易とはさせられたが、強く印象づけられたことは確か。 | [投票] | |
実録三億円事件 時効成立(1975/日) | 中盤から圧倒的な存在感を示す金子信雄の強烈さに、作品としてのアンバランスさを感じていたが、終わってみれば金子信雄中毒患者を一人ここに産むことになった。 [review] | [投票(1)] |