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モノリス砥石さんのコメント: 投票数順

★5八月の狂詩曲(1991/日)黒澤映画って、何かズレてるなーって思うときがよくあるのですが、この映画になると それが不思議に生きていると感じる。ウケを狙ったような表現ではないし、素直さが違和感を超えた何かに変わる事、そんな現象も映画には起こる事を知る。 リチャード・ギアがベッドに寝そべって「オーイエー」 気の抜けたシーンだが、これはこれで私的に微笑ましくなってくる。[投票(5)]
★3サンセット大通り(1950/米)業界の内部事情が下世話な好奇心を刺激するが、いかんせん死で提示された予定調和が纏い、ラストの怪奇演技では打破できてない。いっそ中盤にキートン活劇が挿入されたらという思いが出てくる始末。チャップリンの変装では弱い。 [review][投票(3)]
★3荒武者キートン(1923/米)蒸気機関車は面白いけど、キートンは乗って動きがないのが難点にも思えた。 終盤のスタントは尊敬するけど、落下という縦の運動の力は横の画面を基調とした映画では捉えずらいかなっと思う。 私的にキートンの運動は、横の運動、疾走する描写に感動するのです。[投票(3)]
★3ミッドナイトクロス(1981/米)ベタ過剰な感情表現のド演歌。[投票(3)]
★3魅せられて(1996/英=米=仏=伊)ベルナルド・ベルトルッチダリウス・コンディは撮影中、「やりてー」とか思ったりしなかったのだろうか。俺はこういう世界と無縁だし、、 とにかく、ゲロを吐いても下品に映らないのがすごい [投票(3)]
★4素晴らしき哉、人生!(1946/米)再見、皆でプール落ちの幸福感がいい、これで酔えると思わせたらそうはいくかと、家族に八つ当たりする緊張から解き放たれ。もはや嘔吐のような感動ですかね、、、この映画甘すぎやしないかという思いと、監督の信じる何かの力のせめぎ合いのようなもの。。。あと、カラスが気になった。[投票(2)]
★4ベニスに死す(1971/伊)ズームやらフラシュバックやら音楽やらウザ装飾から終盤ロングショット開放感。黒い精液垂れ流しイカせる構成力は確か[投票(2)]
★3黒い雨(1989/日)全体の雰囲気と被爆の絵ずらがあってない気がしつつ、お色気シーンが幾分かあって救い、、でもなかった。ひねり利いてる。[投票(2)]
★3長い灰色の線(1954/米)溺れるシーン好き、死の描写、以降の描写。雪や訪問の辺り、なんて言えばいいのか、その描写の間というか空間に惹かれる。歳をとったら再見しようかな。 [投票(2)]
★58 1/2(1963/伊)グイドの幼少時の優しい思い出の階段とハレムでの階段は同じ造型と思うけど。二階付近にある置物(女性の形をしてる?)の位置のズレは、グイドの心象のズレを象徴してるのかな? [review][投票(2)]
★4シャイニング(1980/英)鏡で文字を反転する辺りの、ズームを2回、サイコ調の音響、ニコルソンのオノの運動とシンクロするカメラ。その一連の流れが好きです。[投票(2)]
★4キートンの即席百人芸(1921/米)女装するキートン結構イケてる? 目が覚めた時のベッドの部屋が作りもののセットなんて面白い。時計?を壊す行為がよくワカランかったが 私たちにある時間が映画では存在しないと言ってるように勝手に思っとこう。 作りものホリゾントのような海に逃げる。水槽の水が大量に流れる嘘の巧みさ。嘘の楽しさ。 サル顔のキートンを被写界深度を利用した映画ならでわってとこも好き。[投票(2)]
★3オールウェイズ(1989/米)終盤のドレイファスとホリー・ハンターの飛行機の中での光の差異で離別の予感とか。 死の前のドレイファスが火を見るシーンとか 冷蔵庫?の青い光のシーンといった戯画された光の色とか、気になった。 あとジョン・グッドマン好き。[投票(2)]
★4國民の創生(1915/米)白い布?に包まった少年少女のイチャイチャ、それを見てる 黒人の子供たちのシーンとか可愛い。 黒人が結婚とか迫る辺りの場面悶々したアップの後ろの木の枝、その後の告白した辺りの地形(崖だか丘だか)がかっこいいなと、[投票(2)]
★3リリイ・シュシュのすべて(2001/日)内側が空洞な所で「リアルー」と叫べばがよく響き共振させ得る呪文ってカンジ。 その叫びのうるさい印象をリアルに感じた。 [review][投票(2)]
★4GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/日)押井映画、あまり見ていません、 原作とイノセンスも未読未見な状態で気になることをツラツラと。 [review][投票(2)]
★3虎の尾を踏む男達(1945/日)引きの絵(構図)はどれも好きですが、榎本健一の表情を挿入した作劇は時にはクドく感じる。 踊るシーンなんか面白いけど、それに対する笑いの反応や、始まりのとこらへんの、 笑う画面もクドさを感じた。[投票(2)]
★2カジュアリティーズ(1989/米)デパルマ特有のかわいそうな描写(苦手)を、戦争映画にはめ込もうとしてる感じ、、ラストはPTSDを言いたいワケなのか、陳腐になってると思う。[投票(2)]
★4明日に処刑を…(1972/米)クレジットでスコセッシの文字が赤いように、映画で血が出るワケで。 黒人のたむろするバーにバーバラ・ハーシーが入る周囲の違和感。再会の中にそんな空気が入る所や 終盤で釘で打つ音のリズムから銃を撃つ音のリズムの刻みが緊張感を生む。 [投票(2)]
★3ショーガール(1995/米)ゲロを吐いても生活する活力が伝わってきて不思議にさっぱりする。[投票(2)]