本件を語る上で宮城事件を外すわけにはいかないんだろうけど、閣議とか御前会議のシーンには全く負けてしまっているのが残念。がんばっているんだけど、役者のキャリアが違うって感じ。

あと、家族とのシーンはいらない。本作で息抜きはいらない。一気に玉音放送まで駆け抜けた方が良かった。

で、映画のできばえとは別に。昨今の「戦争はんたーい」のデモをしている姿や、それを重要なこととして取り上げている風潮、揚げ足取りばかりしている政治家、時代が違うって言えばそれまでだけど、この平成の人々はこういう重大な選択、決断ができるのかとても心配です。