[コメント] 鴨川ホルモー(2009/日)
躍動感もなきゃ、美しさもない。どれもこれも中途半端。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画に期待すべきは「神事の様式美」と「ホルモーの躍動感」でしょ。
1000年も続いている神事であるならば、それだけの年月よって積み重ねられた儀式があるはず。しかもそれは見事なまでに厳粛な様式美を伴って。でもそれが感じられる場面が1個もない。
で、それと反対にホルモーそのものは躍動感や荒々しさがなきゃいかんのに、なんか小っちゃいのがちまちまとうごめいているばかり。それを操る人間もなんだかなーって感じ。CGの限界なのか、それとも監督のイメージの限界なのか...。
何よりダメなのはオニ語。単語しか発しないにしても、もう少し意味不明で不気味なものにしなきゃ。あれじゃオニ語じゃなくて人間が使う呪文だよ。
結局のところ神様は満足したのですか?満足の決め手は何だったんですか?もし満足をしなかったら、京都の街に何が起こったのですか?そういうことを気にしなくてもいいような映画であってほしかったです。
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