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[コメント] 凶気の桜(2002/日)

序盤は、窪塚ワールド全開のトンデモ映画っぽくてちょっと「何だかなあ」という感じでしたが、ストーリー展開が進むに連れ凄く面白くなってきましたね。
TM(H19.1加入)

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 「リアル」なイデオロギーなんて人間が人間である限り存在しないのに、その「リアル」を求めたが故に、「リアル」に成りすました「フェイク」な連中に翻弄されてしまう・・・。この作品は、社会という大海の中で純粋に「リアル」を求める若者と、それを利用する「フェイク」な大人が作り出した悲劇ではないかと思います。

 しかし、窪塚洋介の存在感は圧倒的でしたね。まあ、いろいろある人ですけど、もっとこの才能を輝かせないと本当に勿体無いですね。

(評価:★4)

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