指輪物語に続く、ホビット 全ての作品が同じクオリティーを感じることが出来るとは正直意外だった。ホビットは、原作の長さと相まって相当に間延びしていると想像していたのだが、想像は良い意味で外された。

最後の決戦の行方は、龍との対峙が早々に終了し、指輪物語の前哨戦に突入して行くのだが、ここからが真骨頂発揮？オリジナルを交えそれぞれの悪しき感情と友情が交差する、人間ドラマが中心となって紡がれてゆく物語となり、想像以上の出来となりうれしい限りです。

原作のワクワクした思いを映像で見ながらもう一度感じられる作品を見られたことが、何よりもうれしかった。これからも、ピーター・ジャクソン監督には、人間ドラマを交えた良い作品を生み出していってもらいたいと心から思います。