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[コメント] イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)

ダイアン・クルーガーとメラニー・ロランとクリストフ・ヴァルツが印象的なシーンを量産していました。ブラピは、、、なんかしてました。
夢ギドラ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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女優(ダイアン・クルーガー)がマックスパパをズドン。映画館主(メラニー・ロラン)が帰還兵をズドン。感情が溢れたりすることなく一瞬で決まる格好良いシーン。

特にダイアン・クルーガーが酒場で撃ち殺すシーンはたいへん良かった。長々と続く緊張した会話から、更なる緊張状態になり、一瞬でいく。このシーンはブラピの非情キャラがその前に強調されていたから、お決まりパターンでブラピが射殺するかと思うじゃない。面白いなあと思いました。シンデレラごっこのシーンも美しかったです。接写になって、靴がスコンとはまって、なんかシンデレラみたいなんですけども、絞殺されちゃうんです。悲しいなあ〜。

一方のメラニー・ロランですけど、もっとストーリーを担っているこの人は、いい死にっぷり。自らの手で射殺した人間がスクリーンの中で生きていて、床に落ちていたなんかのフィルム踏み付けながら、よろよろと近づいてしまって、瀕死の相手に打たれてしまう。赤いドレスがふわーり。血液もふわーり。俯瞰で撮られたこの死亡シーンは画的に美しかった。

映画が人を殺す話をタランティーノ監督が作っている事に関しては、あまり考えても仕方なさそう。本作も過去の監督作と同様に、なんか適当な話があって、良い画をたくさん撮ったってことが重要かなあ、たぶん。

(評価:★4)

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