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[コメント] 天と地と(1990/日)

人間が下品な挙動を起こさないのは、語り手の文化的背景の賜物であると思う。悪趣味は確かに散見されるが、あくまでキャラの心情に対する隔たりがあるため、不快には達しえない。
disjunctive

ロマンチックな冷静さというこの自己矛盾は、戦場の表現には苦労している。しかし、人物の顔面に現れ出る、マンガのようなストレスの蓄積が戦場の混乱と共鳴すると、何事かが語られ、映画が立ち現れた感じがしてくる。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ゑぎ[*]

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