[コメント] ブラック・フォン(2021/米)
ループの試行錯誤が訴えるのは人々の利他性である。彼らの尽力はリニアにはつながらず、オチでピースを一挙にはめ込む体裁なので、それで少年の成長譚をやると無駄死の感が濃厚になる。
妹のオカルトがサルベージするのも兄ではなく父の方である。筋の経済性に気をまわし過ぎて帰結に振り回されていて、地下室のガジェットが八百長めいてくる。ただこの八百長には愛嬌がある。
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