[コメント] スリー・ビルボード(2017/米=英)
社会の写実にこだわらないジャンル物の緩い慣習に事件は支配されている。にもかかわらず、われわれはそれをそれとして受け取れない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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フランシス・マクドーマンドが歯医者に恐怖するのは正しい。絶えず円形に収縮する頑なな唇が格調を不自然に担保し、それが微笑で緩んだとき、知的ボーダーの男と老女の犯罪映画という定義づけができる。だが、これをニューシネマだと知覚するや否や、物語は更なる越境を遂げるのだ。
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