[コメント] KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016/米)
感傷に溺れエキゾチシズムに甘え停滞する冒険と抽象的な抗争に活を入れるのはマシュー・マコノヒーの陽性の造形。しかしその到達点にあるものは、フィクションの効用にたいする強迫観念という業界人の自意識、つまり空虚の最たるものである。
エンドロールに挿入されるメイキングはその証左なのだろう。
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