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煽尼采さんの人気コメント: 更新順(1/29)

人気コメント投票者
★3セックスと嘘とビデオテープ(1989/米)他者と触れ合う接触面にして、互いを隔たらせる壁としての、肌と言葉とカメラのレンズ。セックスと嘘とビデオテープ。 [review]irodori, ダリア[投票(2)]
★5ミツバチのささやき(1972/スペイン)映画内映画としての『フランケンシュタイン』という構造。人造人間、機械仕掛けの奇蹟。現実の生命と、うたかたの幻影の曖昧な境界――。それはまさに、映画の事。息苦しいほどの、映画美の結晶体。光と影で構築された蜂の巣に閉じ込められる観客。 [review]tredair, かねぼう[投票(2)]
★3イージー・ライダー(1969/米)アメリカの縁、メキシコ国境から始まる、アメリカの「自由」のボーダーラインを巡る映画。地上では為し得ない境界越えとしての、宗教的なるもの。天から射し込む強烈な日光による六角形のレンズフレアは、その暗喩だ。 [review]3819695, ダリア[投票(2)]
★4ブラックレイン(1989/米)日本を舞台にアメリカ映画をやることに伴う多少の無理がほぼ全て、作品のテンションを高める方に作用している。括弧付きの「Osaka」。カメラによって切り取られ、繋ぎ合わされた、闇に光輝く空想都市としての大阪。 [review]irodori, けにろん[投票(2)]
★5少年(1969/日)黒い日の丸を背負う「少年」。 [review]ペンクロフ, 寒山拾得, TOMIMORI, sawa:38[投票(4)]
★3裸の島(1960/日)台詞を禁じる手法が実験的とは言えるが、その喜怒哀楽のドラマはむしろ単純化され、分かり易すぎる感もある。殿山泰司は肉体で懸命に演技しているが、その「台詞が聞こえてきそうな」演技は無言のままに多弁にすぎ、虚構じみてもいる。 [review]ペンクロフ[投票(1)]
★2ライムライト(1952/米)出来れば大きなスクリーンで、なるべく大勢で観るのが理想。人生の終盤を迎えたチャップリンが、自らの人生の総括、或いは最後に一花咲かせて去る為に、己の芸人人生を賭けた勝負を観客に対して挑んでいる事への礼儀として、可能な限りそうするのがフェア。 [review]水の都 ヴェネツィア, 緑雨, ボイス母[投票(3)]
★4善き人のためのソナタ(2006/独)「耳をそばだてる者」が聴いてしまったソナタが象徴する、芸術の無償さ。どの役も、独特の人間臭さを醸し出していて、長尺にも関わらず、人物を見ているだけでも飽きない。意外にユーモアもあり、それがまた、人間の切ない在り方を浮き立たせる。 [review]おーい粗茶, KEI, Orpheus, tomonoriほか13 名[投票(13)]
★4トイ・ストーリー3(2010/米)本来は全く関係のないオモチャたちで一つの物語を創造=想像すること。小さく卑近な生活空間を、広大な冒険の舞台として眺める眼差し。トイ・ストーリーという映画は、映像を用いたオモチャ遊びそのものだった。[XpanD 吹替] [review]tredair, 3819695[投票(2)]
★4フェイシズ(1968/米)一瞬一瞬の「時」に迫るカメラ。純粋にモノクロの陰影のみで捉えられたその、刻々変化する数々の顔の微細な表情たちから、観客が逃れる余地はない。人間関係の亀裂や間隙の暗がりの上での、そこに落ち込まないために持続させられる空疎な乱痴気騒ぎ。 [review]irodori, ゑぎ, けにろん[投票(3)]
★4クローバーフィールド HAKAISHA(2008/米)通常は映画から除外されている、地面、床の固さが、観客の視覚に衝突する臨場感。手持ちカメラの身体性と、CGの、加工され虚構された実写性、正反対の「リアル」の結合。『マトリックス』同様、出来云々とは別に、デジタル時代のリアルを端的に示す映画。 [review]DSCH, おーい粗茶, ぽんしゅう[投票(3)]
★4海水浴(1895/仏)少年達が各人各様に飛び込みという行為を反復し、彼らの一回ずつの飛び込みという出来事自体も再び反復される。寄せては返す波のように、反復の中に見える時間的、形態的な差異。これは、ドラマの基本的な一形態。ぽんしゅう, 3819695[投票(2)]
★4赤ん坊の食事(1895/仏)このフィルムの「微笑ましさ」は、演じられる情景の微笑ましさのみならず、構図にも依る。フレームの外へ出ていく被写体がなく、左右に居る両親の視線も、画面の中心に居る赤ちゃんに向けて注がれている、という、赤ちゃん中心主義の構図。構図はドラマだ。ぽんしゅう, 3819695[投票(2)]
★3女の都(1980/仏=伊)不思議の国のちょいワルおやじ。列車とトンネルの関係をフロイト的に解釈したくなる映画。胎内回帰とインターコースの両義性?男性性への自虐的な責めが却って被虐趣味にも思えたり。 [review]寒山拾得, けにろん[投票(2)]
★3女は女である(1961/仏)劇中、ジューク・ボックスから流れるシャンソンが、意外と綾小路きみまろ風の愚痴なのが可笑しかった。いかにもゴダール・スタイルの、軽いお洒落なフランス映画だけど、延々と続く痴話喧嘩の中に、男と女の弁証法的(?)な関係が垣間見えたりもして... [review]irodori[投票(1)]
★4叫びとささやき(1972/スウェーデン)塵より生まれし者が塵に還るように、沈黙から生まれた叫びとささやきもまた、沈黙に還る。神の沈黙、母の沈黙。 [review]DSCH[投票(1)]
★2八月の狂詩曲(1991/日)道場六三郎が作ったボンカレーみたい。何となく有難い気がする半面、彼にそんなものを作らせてどうするんだという虚しさ。子供たちの、道徳の教科書に出てきそうなお利口さん振りや、人物の類型性が、下手という以上に不気味にさえ感じられる。 [review]ぱーこ, けにろん, 赤い戦車, ぽんしゅう[投票(4)]
★4復讐するは我にあり(1979/日)罪も無い筈の人々を次々と殺しまくる無軌道な男の物語なのに、全編から漂うニヒルなバイタリティ(ちょっと矛盾したような言い方だが)には妙に元気すら湧きたたせられてしまうことに、やや困惑させられる。 [review]Orpheus, ハム, ペペロンチーノ, 死ぬまでシネマほか6 名[投票(6)]
★3響-HIBIKI-(2018/日)インパクトあるシーンは予告篇で全部出ており、それらの名所巡り風の観賞体験。天才少女作家が殴る蹴る折る跳ぶ押すのアクション映画。平手友梨奈が睨みや台詞回しの鋭さと重みで成立させる力業と、脚本時点での文学への興味のなさダダ漏れが共にあり。 [review]さず, ぽんしゅう, けにろん[投票(3)]
★3麦の穂をゆらす風(2006/英=アイルランド=独=伊=スペイン=仏)分離と分身としての兄弟性。 [review]irodori, Orpheus, Santa Monica[投票(3)]