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煽尼采さんの人気コメント: 更新順(1/28)

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★3シェーン(1953/米)昼は乳白色がかったパステル調の色彩。夜はモノクロ映画かと思えるほどに抑制された色調。統一性のある画面は美しい反面、やや単調。少年は「純朴さ」を示す記号のようにしか思えず、あまり情動をかき立てられる映画ではない。だが、意外な厳しさの漂う作風。 [review]なつめ, 3819695, ジェリー, ぽんしゅうほか6 名[投票(6)]
★3ウォッチメン(2009/米)最初の内は「アイドルもウ○コする」レベルの「現実」を鬼の首でも獲ったように描く幼稚さも漂うが、次第に「平和」「正義」といった哲学的主題に肉薄していく。「時間」を「watch」する者達。 [review]プロキオン14, HW, けにろん[投票(3)]
★3ゴースト ニューヨークの幻(1990/米)意外に視覚的な面白さや、場面作りの的確さが追求された映画。恋愛劇よりもサスペンスとコメディが前面に出ている観があるが、だからこその感情移入の末に、やはり泣かされる。またこれは「触れる」事を主題とした映画とも呼べるだろう。 [review]緑雨, ダリア, Myurakz[投票(3)]
★3ニンゲン合格(1998/日)図体だけデカくなったガキの、ふてぶてしい無表情と、幼稚な激情だけしか持ち合わせない様を眺めていることの鬱陶しさに耐えて終盤に入ったとき、他者と共にある生の、夢のような虚しさと柔らかさとが胸に染みてくる。 [review]ぽんしゅう, 週一本[投票(2)]
★3フランス軍中尉の女(1981/英)劇中のグローガン医師は産婦人科医のようだが、彼の部屋には精神を病んだ人の顔写真や、人の頭蓋骨が置かれている。これは性愛と死が表裏一体である物語の暗喩ではないのか。そして狂気と死は、共に‘虚構’が常にその内に孕んでいる要素でもある。 [review]けにろん, ジェリー[投票(2)]
★2TOKYOレンダリング詞集(2009/日)普段の生活の中でも、どこかで聞いたような言葉の切れ端が、その文脈は思い出せないままふと脳裏に浮かぶことがあるが、そんなふうな言葉たちが、これまた普段目にするような街の風景に重ねられて浮かび上がる。 [review]なつめ[投票(1)]
★3処女の泉(1960/スウェーデン)白い娘と、黒い娘。金髪をなびかせ、清潔な衣裳に身を包んだカーリンと、黒髪で、汚れた衣服に身を包むインゲリ。この二人が、光と影のように並び、馬に乗って往く場面は、モノクロ映画の美しさの極みであり、この映画の主題を浮かび上がらせてもいる。 [review]けにろん, sndtsk, りかちゅ[投票(3)]
★1恋のエチュード(1971/仏)観るべきところが皆無だとはさすがに言わないが、やはり僕にはトリュフォーは鬼門。吐き気を催すほどに退屈。 [review]けにろん[投票(1)]
★3グラン・ブルー(1988/仏)海の「青さ」の更なる深みにある漆黒の「闇」は、『2001年宇宙の旅』の宇宙の闇にも匹敵する別空間を現出する。主人公ジャックと恋人の関係は『アルタード・ステーツ』のそれにも相通じる。ただ、異界の住民たるイルカが、あまりに人間に飼い馴らされている。 [review]ペンクロフ[投票(1)]
★4午後の遺言状(1995/日)チャーミングな老人たちの、人生の穏やかな秋日和の中で展開する、予測不能な出来事の連続で綴られる前半こそが素晴らしい。だが、人生の先に待つ道筋をただなぞるような虚しさの漂う後半もまた、作品にとって欠かせない部分ではあったのだろう。 [review]寒山[投票(1)]
★3ネオン・デーモン(2016/米=仏=デンマーク)美は、自らが望まぬままにその魅力で怪物を誘い、怪物は美を呑み込んで我がものとしようと望む。部屋=身体。壁と、滑らかな肌。ドアを開きまた閉ざすことと、処女性。 [review]DSCH, けにろん[投票(2)]
★3ある天文学者の恋文(2016/伊)星からの光。小舟で向かう島。恋人との年齢差。その彼には家庭が。「カミカゼ」行為によって垣間見る向こう側。そして、時空間的な隔たりの向こうから届くビデオメッセージ。 [review]3819695[投票(1)]
★4シベールの日曜日(1962/仏)カメラワークと構図の計算。些細なショットにあっても、この画を撮る、という明確な意志が感じられる。少女の、大人びた言葉が却って際立たせる幼さが発する透明な色香と、夢幻的な映像が、この世の彼岸へ誘う。 [review]寒山, セント, sawa:38, けにろん[投票(4)]
★3羅生門(1950/日)道徳的な「通過」儀礼の場としての門、という一点で、芥川の『羅生門』から題名と共に門の象徴性を継承した事には納得がいく。世界の廃墟のような羅生門の造形。天罰のように激しく地を叩く豪雨。 [review]緑雨, Lostie, 3819695[投票(3)]
★3砂の器(1974/日)夏の暑さにうんざり顔ながらも丹波哲郎の旅はどこか愉しげにも見え、俳句を詠んだり、ぶらり旅気分な情緒が地味に面白い。だが終盤に至って、丹波のこの悠々とした旅情緒は致命的な演出ミスだったと思い知る。 [review]佐保家, ぽんしゅう, YO--CHAN, けにろん[投票(4)]
★4カプリコン1(1978/米)政府は信用ならないと言う映画であり、映像は信用ならないと言う映像でもある。いずれにせよ、本当らしい虚構は人々を楽しませる、という真実の例証のような映画。『2001年宇宙の旅』の対極にある作品。 [review]けにろん, ダリア, Myurakz[投票(3)]
★4彼女が消えた浜辺(2009/イラン)子供の愛らしさと女性の美しさだけで充分に映画的な愉しみがあるのだが、ささやかな会話の織り合わせで見せる、複雑かつ、やはり単純でもある人間劇に魅せられる。そんな人間たちに対し、脅迫的とも、単に無関心とも感じさせられる波の音が、耳に残る。 [review]濡れ鼠, 3819695[投票(2)]
★2クリーピー 偽りの隣人(2016/日)香川照之が唐突に、竹内結子に「僕と旦那さん、どっちが魅力的ですか」と訊ねる時、竹内と共に観客もまた自らの内に揺らぎを感じるべきであり、竹内が号泣する姿にも、香川への憎悪なのか愛着なのか、その揺らぎに観客は襲われるべきなのだ。 [review]寒山, ぽんしゅう, 濡れ鼠, DSCH[投票(4)]
★4ゾンビ(1978/米=伊)資本主義は、低温火傷的な周到さで人々の脳を焼き尽くすのか?ほら、あなたの顔も、もう青黒い。 [review]寒山, DSCH, 浅草12階の幽霊, Myurakzほか5 名[投票(5)]
★2目撃(1997/米)イーストウッド演じる泥棒の職人的な手つきやその表情が魅力的だが、その軽妙さとサスペンスとがマッチしない。まず覗きシーンに変態さが足りない上、不必要に長く、出だしから漫然とした印象。 [review]IN4MATION, けにろん[投票(2)]