[コメント] めぐり逢い(1957/米)
こういう映画を見ると、昔の映画のラブシーンの洗練度、ということについて考えさせられる。現実的に少々不自然な体勢であっても、画面として美しいかどうか、ということね。ストーリーも同じ。
ストーリーが不自然かどうかなんて問題にならないほど、物語に持っていかれてしまいました。
いやもちろん私も最初は、突っ込みつつ見てましたよ。ストーリーには突っ込み所満載。不自然ったらこの上ないほど不自然な点が続出。(だいたい、主役達はやせ我慢しすぎなんだよ。)しかし!いつの間にか、私の中の突っ込みは、怒濤の涙へと形を変えていったのでした。
ストーリーもラブシーンもやせ我慢がうつくしい、ということなのでした。
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