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[コメント] キングコング:髑髏島の巨神(2017/米)

サファリパーク+ジェットコースターの趣きで、ポップコーン・ムービーとして文句はない。 重要な役どころのハンク・マーロウ(ジョン・C・ライリー)が、キングコングの異名を持つ新日本プロレスの真壁刀義に似ているのはご愛敬。その真壁は、日本語吹き替えで米兵レルス(ユージン・コルデロ)を担当しているんだけど、技量的にハンク役じゃないのは仕方ないか。 さて、映画への不満点は2つほど。
ロープブレーク

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







不満点1.ストーリーに新しい提案がない。現代への皮肉とかそういう含みが一切ないので、ワーキャー言って楽しむ分にはいいが、それ以上を求める「大人な」鑑賞には向かない。

不満点2.意外に多い残酷シーン。つまり「子ども」の鑑賞には向かない。

結果、ハイティーン以上のアタマ空っぽにして楽しみたい大人のみに好適な映画となっている。ちょっとターゲットが狭いかなあ。含みをがんがん持たせて唸らせる映画にするか、小学生の子どもと家族で鑑賞くらいまでターゲットを広げるか、どっちかにもうちょっと頑張って欲しかった。

(評価:★3)

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