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シーチキンさんのお気に入りコメント(2/77)

イノセンツ(2021/ノルウェー=デンマーク=フィンランド=スウェーデン)★4 童心還りを逆手に取る剣呑の代わりにイジケ少年を配してジュブナイルなエスパー少年ものに埋没しかけたが、相対少女を3分割して覚醒の継承譚にしたのが新味。姉妹の近親憎悪が相互理解に至る様は鮮やかに感動的だ。異能表現も派手さはないが深淵とも言える。 (けにろん)[投票(1)]
サバイバルファミリー(2017/日)★3 現実でも充分に起こり得る世界。これはそう遠くない未来の我々の姿……と思いながら観ていたけど、終盤→ [review] (ダリア)[投票(3)]
イノセンツ(2021/ノルウェー=デンマーク=フィンランド=スウェーデン)★4 いやいや、インスピレーションとかオマージュといったレベルを超えて、大友克洋をクレジットしないといけないレベルでは?? 特にクライマックス。団地内の遊び場。幼い子供達だけが気付く、「静かなる闘い」・・・。 [review] (AONI)[投票(3)]
戦争のはらわた(1977/独=英)★4 この邦題、センスのかけらもないように見えて、なかなかどうして核心を突いている。 [review] (crossage)[投票(7)]
リボルバー・リリー(2023/日)★3 これは完全にファンタジー。また、綾瀬はるかを愉しむ映画。とにかく顔面がカッコいい。そのほとんどのショットで、いい顔!と思いながら見る。ファンタジーは、緑魔子の老婆も強化する。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
リボルバー・リリー(2023/日)★4 行定勲の引き出しの多さ。初めて(今さら)知ったけど、綾瀬はるかはいい女だった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
君たちはどう生きるか(2023/日)★4 アオサギめっちゃうざキャラだったけど、菅田将暉がはじめて声優仕事をまっとうできてたような。 [review] (tredair)[投票(8)]
タワーリング・インフェルノ(1974/米)★4 9.11後の眼からすると甘さはあるが、それでも来るべき世紀の不吉なヴィジョンを先取りしていた。何か悪いことが起きそうだ、という1970年代アメリカ特有の空気感は的中した。ミニチュアのグラスタワーを仰角で映すカットが前衛芸術のごとき不気味さでコワイ。 [review] ()[投票(6)]
君たちはどう生きるか(2023/日)★3 前半ワクワクさせられるが、後半そのワクワクを昇華できずにハチャメチャになるギャグアニメのよう。勿論、概ね画力、画のクォリティは高く、一定の見応えはキープし続ける。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
怪物(2023/日)★5 見えてるものだけ、見たいものだけを見る、ということからの脱却。想像力を働かせることの大切さを訴える作品。 [review] (deenity)[投票(6)]
カード・カウンター(2021/米=英=中国=スウェーデン)★4 矢張り、随所に変態っぽさのある極めて倫理的な映画。クレジットバックが緑の布地か?緑のセーター生地みたいと思ったが、これは、カードゲーム台(テーブル)を上から撮ったショットということか。こゝからして既に偏執的じゃないか。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
M3GAN/ミーガン(2022/米)★5 この可愛さはくせになる。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
渇水(2022/日)★3 日照りの「深刻さ」も、執行人(生田斗真)の個人的な心の不全による「非情さ」も、社会に取り残された姉妹(山崎七海/柚穂)の「過酷さ」も描き方が中途半端で話の軸が定まらず言いたいことがよく分からない、が高橋正弥監督が優しい人なのは分る。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
怪物(2023/日)★4 「怪物」とはいつだってその時の社会が生み出す異形のもの。「怪物もの」を描くことはそれが生まれたその社会を描くことである。で、やはり是枝作品は社会論となる。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
波紋(2022/日)★4 これも傑作。しかし本作はビスタサイズ。シネスコで撮って欲しかったと思う。シネスコで撮った庭の波紋(砂紋)が見たかった。だが、本作も、やっぱりよく考え抜かれた構図ばかりだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
TAR/ター(2022/米)★3 一句。今ならば『ベニスに死す』もセクハラか。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
TAR/ター(2022/米)★3 ケイト・ブランシェットのパフォーマンスには恐れ入る。鬼気迫るものがある。例えば、顔に怪我した状態で指揮をするリハーサル場面なんて、思わず嬌声をあげそうになるぐらい凄いと思った。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
崖上のスパイ(2021/中国)★3 チャン・イーモウの生き抜く術。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
崖上のスパイ(2021/中国)★3 [ネタバレ?(Y1:N0)] 実を云うと、ご多分にもれず、私も主に『ワン・セカンド』で「リウの娘」を演じていた【リウ・ハオツン】目当てで見たということをまず最初に告白しておこう。さて、冒頭は雪降る森林に降下する落下傘の真俯瞰ショット。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
ニューヨークの王様(1957/英)★3 赤狩り批判モードへの突入には無理があるが、焦点となる天才少年役マイケル・チャップリンがよい。『独裁者』等と同様に説教臭くなるはずの演説を子供にさせること、チャールズ自身は王族を演じることで巧妙に相対化が図られている。宴席で唐突に商品の宣伝を始めるドーン・アダムスの狂気的なさまなど笑える箇所も二三。 (3819695)[投票(2)]