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★3 | ナポレオン(2023/米=英) | ナポレオンの半生やフランスの激動の時期を駆け足で描いているので、彼が何を考えていたのか、どうなっていたのかはこの映画ではよくわからない。が、終盤の、一連のワーテルローの戦いのシーンは見もので、それだけでも観た価値はある。 [review] | ひゅうちゃん, ダリア | [投票(2)] |
★4 | 戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド) | 無造作にユダヤ人を殺していくナチスの暴虐ぶりには怒りを覚えるが、それ以上に怖かったのは、飢えのシーン、圧迫によって人を飢えさせることだった。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 聖地には蜘蛛が巣を張る(2022/デンマーク=独=スウェーデン=仏) | 早い段階で、事件の内容も被害者達も犯人も追及者もわかるのに、最後まで何が起こるかわからない、不穏な映画だった。 | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★4 | わが愛の譜 滝廉太郎物語(1993/日) | クラシック音楽と良くとけあって、美しい音楽映画としても見応えがあった。ただ、滝の療養先のエピソードや留学時の背景などをもう少し突っ込んでほしかった。 | 死ぬまでシネマ | [投票(1)] |
★4 | マルモイ ことばあつめ(2019/韓国) | 植民地支配の支柱の一つに文化的侵略があることがよくわかる。名を変え、言葉を変え、心を支配する。そうしてこそ宗主国の僕であることが刻まれる。そしてそういう侵略と圧迫が、一方で強い反抗を呼び起こすのはむしろ当然である。 [review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★4 | ゴジラ-1.0(2023/日) | なんと言っても伊福部昭の音楽の使い方が素晴らしい。「おお、ここでこのサントラか」としびれるような迫力をもって流れる音楽は、ゴジラの脅威を数倍にしている。 [review] | 緑雨, けにろん, クワドラAS, ぱーこほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | 王の男(2006/韓国) | 二人の芸人の身体いっぱいつかった演技の迫力がもろに伝わってきた。特に初めて宮殿で芝居をするシーンはあまりの緊張感に汗が吹き出るほど。その迫力は最後まで途切れることなく持続するから、見終わって「いやあ、映画を見たなあ」という心地よい充実感が得られた。 [review] | ひゅうちゃん, ルクレ | [投票(2)] |
★3 | 首(2023/日) | ていねいな美術とロケ、大掛かりな合戦シーンで、堂々たる戦国時代劇になっているのは良い。物語の方は北野武独自の解釈といった感じだが、それを貫いているから、時にあるシニカルなシーンも納得できる。
[review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★4 | ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019/米) | クリストファー・プラマー、エド・ハリス、サミュエル・L・ジャクソン、ピーター・フォンダといったベテラン名優が脇を固めるといい映画になる。戦争の悲惨な現実を示しつつ、素直に心に響く感動がある。 [review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★4 | カード・カウンター(2021/米=英=中国=スウェーデン) | 余計なことは一切せずに、ひっそりと、まるで時間が停まったままであるかのように生きる男にとって、時間が再び動き出すことはどういう意味を持つのだろうか。渋い雰囲気が漂う良質な映画。 [review] | ひゅうちゃん, けにろん | [投票(2)] |
★4 | ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016/チェコ=英=仏) | 終盤の戦闘シーンの緊迫感は白眉。そのシーンだけでもこの映画を観た価値はあった。 [review] | たろ, jollyjoker | [投票(2)] |
★4 | 蜜蜂と遠雷(2019/日) | 『万引き家族』を2回目に観た際に松岡茉優の殺気と幼さに衝撃を受けて、彼女目当てで観にいって満足できた。なかなか凄い女優になるんじゃないだろうか。あと音楽の方はよくわからないが、良かったということはわかった。 | IN4MATION, 動物園のクマ | [投票(2)] |
★3 | ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018/米) | アクションシーンの緊張感は高水準で楽しめる。ただ前作に漂った真っ暗闇のような絶望と恐怖、不気味さはずい分と薄れた、というか普通の物語になった感じがする。 [review] | たろ, pom curuze, kiona, kirua | [投票(4)] |
★5 | 君たちはどう生きるか(2023/日) | これまでの宮崎駿アニメはこの映画のためにあったのか、と言うべきか或いは、いかにも宮崎監督らしい映画と言うべきか、それとも宮崎アニメ・ハイライト集みたいな感じか、 [review] | サイモン64 | [投票(1)] |
★5 | BAD LANDS バッド・ランズ(2023/日) | 主演の安藤サクラがものすごくかっこよくて、オトコ前。泥沼のどん底から裏社会を駆け抜ける姿まで、触れ幅の大きい役を見事に演じきった、ピカレスクロマンの快作。ラストの疾走には思わず「よっしゃぁ」と喝采をあげたくなる。
[review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 渇水(2022/日) | リアルとファンタジーがごちゃ混ぜになって、きわめて中途半端な映画。ただ、いろいろと考える契機にはなった。それと前橋市はよくこんな物語に実名で登場したな。 [review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★5 | 福田村事件(2023/日) | あまりに、あまりに生々しい迫真の映画だ。役者らの熱演もあるが、それ以上に演出の力を感じた。それは森達也監督の力量なのだろう。まさに敬服に値する。
[review] | おーい粗茶 | [投票(1)] |
★5 | こんにちは、母さん(2023/日) | こういう結末なのに、なぜか観終わって「ああ、良かったな」と、幸せな気持ちになれる。これこそ、世相を巧みに取り入れ、落ち着いた抜群の構図と、人情の機微を丁寧に描くことで魅せる山田洋次監督のマジックだろうなあ。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★2 | アステロイド・シティ(2023/米) | ちょっと凝った劇構成は、凝りすぎと思う。その分、いろんな役者が登場してくるので、ちょっとした驚きがあって、まあ楽しめるが。劇中劇という形で本編(?)が進むが、スカーレット・ヨハンソンの魅力と存在感は圧倒的で、その点は満足できた。 | ロープブレーク | [投票(1)] |
★4 | ナースコール(1992/日) | ナースの描き方がけっこうリアル。登場人物たちの多くが、身近で等身大の人間として見えて、説得力があった。良質で好感が持てる。 [review] | 寒山拾得 | [投票(1)] |