コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アルジェの戦い(1965/伊=アルジェリア)

2016年公開のデジタルリマスター版で鑑賞。テロと拷問、抵抗と圧制を描く。登場人物の顔のアップがどれも生々しい迫力がある。解放戦線を壊滅に追いやっても歴史の流れは止まらない。
シーチキン

1950年代から60年代前半の歴史を描いた映画として、残されるべき一本だと思う。ただこの意味で、製作から半世紀たった現時点であれこれというのは難しく、そして虚しいところもあるように思える。

あと余談だが、本作の冒頭、解放戦線の活動家らしき男が「ギロチン」で処刑されるシーンがチラッと出てくる。おそらくリアルな描写なのだろうが「ギロチン」が思った以上に小さく、しかも被処刑者を丸太ん棒の様に縛って身体をまっすぐにさせてから、断頭台へ頭から突っ込ませるようにしていた。

「ギロチン」による処刑ってあんななのかと、「へーっ」と思いました。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。