どぎついシーンは控え目で、全編に雨のシーンと懐中電灯が多用されるような暗めの場面設定で、それなりに怖い雰囲気は出ているが、まあどう転んでもこの手の作品は品がよくはならない。

ラストのクライマックスは、それまでの暗い場面から一転して、やたらと明るい太陽の照りつけるもとで、になっているが、それにしたところで、だからなんだ、というくらいの話。