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[コメント] 哀愁しんでれら(2021/日)

リアリティがある映画なわけではないのだが、不思議と現実にありそうな話にも思える。
シーチキン

心の片隅にある傷のようなものが、幸せ、母親、愛情、家族などのキーワードを軸に、「こうありたい」、「こうあらねば」、「こうあるべき」という強迫観念に迫られ、追いつめられ、そして独善と狂気へと育まれていく。

この過程が、大なり小なり、我々が日頃、見聞きし、体験もする現実社会の延長線上にあると感じかられるからであろうか。

その意味で非常に怖い話にも思える。

(評価:★3)

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