[コメント] 聖なる犯罪者(2019/ポーランド=仏)
思っていたよりもはるかに真摯な映画だった。つらい経験や犯してしまった過ちがある時、人はどうしてしまうのか、また、どうすればよいのか、なんてことを考えさせられた。
時には自らを責め、時には適当に、時には他者を責めることで、すましてしまうのだろうか。
それともそれを乗り越えて、何もかも、すべてを見つめ直すことで、次の一歩を踏み出せるのだろうか。
自らの不幸を嘆き、それが他者への憎しみに向かう時、どうすればよいのか。このことはきわめて現代的なテーマだと思うし、そのことに正面から取り組んだ映画に思えた。キリスト教のことは良くわからんけど…
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