[コメント] シチリアーノ 裏切りの美学(2019/伊=仏=ブラジル=独)
イタリア版『仁義なき戦い』といった感じもするが、重厚な画づくりには迫力がある。
主人公・ブショッタが何故、コーザ・ノストラを裏切り、すべてを証言するに至ったのかが、今一つ、わからないのが難点。それに背景とか人物相関がわからないままで、ついていきにくい面はあるが、それなりに楽しめる。
特にマフィアの幹部クラスを一堂に集めた裁判シーンは圧巻というか何と言うか、凄いなあ、の一言であった。
あと、予告編にあったヘリコプターでの宙吊り(拷問)のシーンは、てっきりマフィア間の抗争の中でのものと思っていたら、何とブラジル警察の取調べのものだっとはね。やるなあ、ブラジル警察、という何とも言えない感想がおまけについてくるという・・・
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