最後のサドンデスで、スカーフにコーチが浮かぶのなんかは、ルークとオビ・ワンみたいで、『スター・ウォーズ』を意識しているのだろうが、それ以外でも、最初の方から何度か『スター・ウォーズ』を思い出した。

ピーターがぱっとしないルークで、コルボのあの二人がセットでダース・ベイダー、ケイトはもちろんレイア姫。そして海賊男がハン・ソロってか。（こっちは敵前逃亡して、戦いが終わってからしか帰ってこなかったが）

もし狙ってやっているのなら、それと明示せずに元ネタを印象付けるというかなり高級なテクニックだなと思った。

それなりに笑えるし、楽しい映画ではあるのだが、展開が強引。コメディが主なのだかろといっても、ストーリーの方は結論先にありきで突っ走っている感じがしないでもない。それだけにエンドロールの後の巨乳ダンスはかえって空しいような。

まあ、ＧＷに軽い感じで見るにはちょうどよくて、見て損はなかった。