JKFさんのコメント: 更新順
潜水服は蝶の夢を見る(2007/仏=米) | 左目しか動かないジャン=ドーの視点を主観アングルで再現しようと試みたため、上映時間の半分以上(だと思う)はカメラの動きが制限された映像を見ることになる。それなのに、ジャンの孤独、周囲の人々の愛や苦痛がしっかり伝わってくるよう演出されている。 [review] | [投票(1)] | |
テラビシアにかける橋(2007/米) | 夢の世界に生きることを想像していても、いつかは現実と向き合わねばならない。しかし現実を生きるための力は、紛れもなく想像の世界で得た力だった。好感の持てる作りだったけど、やや凡庸。アナソフィア・ロブ がかわいらしい。 | [投票(1)] | |
陰日向に咲く(2007/日) | 「この映画の岡田准一の演じた役がどんな男か、思いつくままに書きなさい」という課題がだされたとします。「パチンコにハマって借金作った」「母親が二年前に死んだ」そういう設定以上の事柄を書ける人はいないと思う。これはそういう薄っぺらい映画なんです。 [review] | [投票(11)] | |
母べえ(2007/日) | 吉永小百合の演技と山田洋次の演出はどちらも抑えていながらも胸に迫るものがあり、非常に観ていて安心していられる。なかなか近年の邦画にはないんだよね、これが。 [review] | [投票(1)] | |
恋愛睡眠のすすめ(2006/仏=伊) | 支離滅裂で体を成していない妄想にあふれた夢の描写と、それが次第に現実と混同されていく様はよかった。けど・・・ [review] | [投票(1)] | |
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007/米) | タイトルは『フリート街の悪魔の理髪師』というよりはむしろ [review] | [投票(4)] | |
28週後...(2007/英=スペイン) | いろいろ賛否はありそうだけど、この手の映画の1つの到達点だと言っても過言ではないだろう。 [review] | [投票(4)] | |
片腕ドラゴン(1971/香港) | 続編を観た後での観賞だったが、ストーリーが案外フツーだったのでビックリした。とはいえ、笑いドコロは満載。 [review] | [投票] | |
徳川女刑罰史(1968/日) | 石井輝男がやってみたかったことを映像化しただけの話。刑罰に疑問を投げかける気が毛頭ないことは、セリフのやりとりで明らかなわけで。二つ目の尼さんはいくら脱ごうとも、正直不必要。 | [投票] | |
スーパーヴィクセン(1975/米) | スリルあり、笑いあり、ラブストーリーあり、バイオレンスあり、アクションありのてんこ盛りロードムービー。まぁ単なるおっぱい映画と言ってしまえばそれまでだけど。 | [投票] | |
妖怪大戦争(2005/日) | とりあえずあのオチについて。 [review] | [投票(1)] | |
ソウ4 SAW4(2007/米) | 『ソウ0』または『ソウ3.5』とでも言うべきお話。補足される話が薄っぺらいというか、もはや説明になってないくらいお粗末。 [review] | [投票(1)] | |
バイオハザード III(2007/米=英=独=豪=仏) | [ネタバレ?(Y1:N5)] 2を観てなかったことに問題はなかったが、空間を把握しにくいアクションシーンと、「人類絶滅、砂漠にゾンビ」という興奮しそうな舞台設定にも関わらず、世界観の構築を放棄したかのような作りにゲンナリ。更にゲーム的に言うならラスボス弱すぎ。 | [投票] | |
オリヲン座からの招待状(2007/日) | いい画はあるし、一見美談にも見えるお話だけど、登場人物からは何の感情も伝わってこない。映画館を舞台にしている割に、上映作品しか時代性を感じるものもないので、オリヲン座という映画館の存在自体が嘘っぽく見えて仕方がない。 | [投票] | |
直撃地獄拳 大逆転(1974/日) | 針が振り切れたかのようなバカさ加減。しかしバカに徹した映画、という意味では非常に志が高い。声を大にして叫びたくはないが、日本でかつてこんな映画が作られていたことを誇りに思う。役者もスタッフも楽しかったに違いない。 [review] | [投票] | |
パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン) | 現実世界の対極に位置するのが夢想世界。けれどもファンタジーというのは必ずしも、現実に背を向け、現実から遠ざかるためのものではない。思えば、ファンタジーの主人公だって、いつも何かと戦っていたじゃないか。 [review] | [投票(4)] | |
ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007/日) | 前作に及ばないと分かってはいたけど、それでもやっぱり満点をつけようと思う。昭和最後の年に生まれた人間がなぜこの映画に感動したのか、ようやくわかった気がする。 [review] | [投票(12)] | |
ブラッド・ダイヤモンド(2006/米) | もう既に何人もの人が書いてることであるけれど、多くの人々が知らない遠い国での社会問題を前面に押し出した娯楽作としては及第点の出来。個人的にはラストがいただけない。 [review] | [投票(1)] | |
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007/日) | 健闘はしているが、作品世界が薄っぺらいというか平面的というか・・・。伊藤英明は最初こそカッコ良かったが、クライマックスでは佐藤浩市と桃井かおりの存在に霞んでる。個人的には香川照之が『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムのようで、最も不要。 | [投票] | |
プラネット・テラー in グラインドハウス(2007/米) | 『デス・プルーフ』よりこっちのほうが好きだった。ビデオでしか拝めなかった質の高いゾンビ映画を、スクリーンで観られたことにもう満足。 [review] | [投票(5)] |