[コメント] 招かれざる客(1967/米)
一番胸を打つ演技だと思うのはシドニー・ポワチエのお母さんだなあ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それぞれ誰に説得されたのかを見るのが面白い。母(キャサリン・ヘプバーン)は娘に。父(スペンサー・トレイシー)は相手の母親に。相手の父親は実の息子(シドニー・ポワチエ)に。このシーンでポワチエが「あなたに借りはない。私を食べさせてきたのも学校へやったのも、それは親である義務だ。あなたに生き方を命令される筋合いはない。」と言い切ったのがすごかった。ポワチエみたいないかにも孝行息子らしげな人から出た言葉だからなおさらウエイトがある。なぜかハラハラするシーンでもある。 この緊迫した人々の中で、唯一無邪気な娘・ジョーイの天真爛漫な笑顔にほっとする。(08/02記)
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