[コメント] ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書(2018/米)
負けてる時にどうやって方向を変えるかというと、反する考えを取り込まないといけない。それが出来るのか出鱈目に行くのかということ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
今の日本もある意味で戦争のような混乱だ。ヨード薬でウイルスを何とかするなどの出鱈目が府知事から出てきて、それを広めてしまうテレビメディアがある始末。
この映画の根本であるペンタゴン・ペーパーの様な政府による分析があってはじめて批判が可能なのに日本は出てきた情報も満足に使いこなせて無いメディアが多いし、テレビメディアに対するサービス精神を基準に出演する専門家を選ぶ体たらく。
政治が酷いのだけどメディア(特にテレビ)も勝手に自滅している。でもコロナがあって、それがどう帰結するか判らない中では嫌でも社会的責任を思い出して貰わないといけない。BPOは府知事のヨード薬発言はメディアで流すのに不適当だと言うべきだし、今後府知事を生放送で流さないなどすべき。相手や自分を研究し尽くすペンタゴン・ペーパーやウォーターゲートと比べてただ単に日本の政治家が出鱈目なのにそれに乗ってしまうメディアを見るにつけ政治と報道の劣化は両側で起こっていると言える。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。