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ゑぎさんのお気に入りコメント(1/135)

足ながおじさん(1955/米)★4 中盤のダンスパーティーが、抑圧されてきた変態機動を高慢な恋敵の目前で開陳させることで途方もない浄化をもたらせば、後半のレスリー・キャロンの妄想癖が締め木のようにすれ違いストレスを搾り出す。浄化の溜めとなる抑圧作りに成功している。 (disjunctive)[投票(1)]
サボタージュ(1936/英)★4 昔サボタージュとはそんな意味だったというのも驚き。児童が小学校サボるなんて聞いたら当時の人は目を回すのだろう。 [review] (寒山)[投票(2)]
ニースについて(1929/仏)★4 開巻一番の大俯瞰ショットからして何故か視線をつかまれる。カット割は素早く展開するが、イメージの連鎖的なリズムを刻むように反復がなされ、同時にカット同士の反響がドキュメントとしての内実を担保する。見る欲望がそのまま撮る実践に至ったかのようなアマチュアリズム的幸福。 (ハイタカ)[投票(2)]
キル・ビル(2003/米=日)★5 突き抜けたバイオレンス・ファンタジーによるリアリズム批評の中に、強靭な芯が一本。深作も香港もアニメもマカロニも、全ては「情念」のために。なんか過激なギミック雑多にかき集めれば誰か喜んでくれるんじゃね?という浅薄さから程遠い、真摯な映画。求心力としての「情念」そのもの、ユマの澄んだ瞳に射抜かれる。こんなカッコいい映画だったのかと。 [review] (DSCH)[投票(4)]
スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)★3 楽しい映画ながらどんくさい部分も多く、眼高手低の誹りは免れまい。好きな場面も少なからずあるんだけどな。 [review] (ペンクロフ)[投票(2)]
スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)★4 わたしたちはいつかは過去を捨てて未来へ歩きはじめなくてはならない。今がその時なのだろう。 [review] (イリューダ)[投票(4)]
ウォール街(1987/米)★4 思想の対立項にもかかわらずマイケル・ダグラスとマーティン・シーンが表象においては概して類似の挙動を来してしまう。ハル・ホルブルックにして然りで、描き分けが金融オッサンという共通属性を超えられない。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
インヒアレント・ヴァイス(2014/米)★3 アクションらしいアクションがほとんど無く、ダイアログだけで展開を追っていくのは観ていてツラいものがあるのだが、ミステリとしての結末に意味がある映画ではないのでまあいいか、という感じ。 [review] (緑雨)[投票(2)]
北北西に進路を取れ(1959/米)★4 スパイに間違われて大迷惑のケイリー・グラントが生き延びるためとはいえ本当にスパイのように行動できちゃう。人は、そう扱われるとそうなっていくのね、なんて。 [review] (なつめ)[投票(2)]
キャロル(2015/英=米=仏)★4 久々に映画らしい映画を観た。筋は数行で語り尽くせる程度のもの、セリフも最小限。だが、二人の視線と表情だけで世界が成立し、感情が痛切に伝わってくる。目が離せなくなる。 [review] (緑雨)[投票(3)]
乱れる(1964/日)★5 あたしゃどうしたらいいのか判らんよと狼狽えてばかりの三益愛子も印象に残る。その後どうされたのだろうと気の毒でならない(含『乱れ雲』のネタバレ) [review] (寒山)[投票(2)]
遊び(1971/日)★4 はじめは鬱陶しい大門正明をどんどん好きにさせられる。演出の力を感じる。ここではトータス松本そっくり。 [review] (寒山)[投票(2)]
遊び(1971/日)★5 ふたりの置かれた境遇をさしひいて、19歳の男と17歳の女が出会い結ばれるまでの話として観ても、そこにあるピュアなリアルさは不滅であり充分説得力がある。みんなこんな感じじゃないのかなぁ。・・・『キューポラのある街』の裏返しとして観るのも面白い。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
くちづけ(1957/日)★4 全ての移動スピードが恐ろしく速い。そのスピードは壁や階段、ローラースケートなんて小道具よりかずっと象徴性に富んでいる。画面はまるっきりイタリア映画で主題曲もそう。後に”日本的なるもの”に接近していくことになる増村保造の非常に興味深い原点。 (町田)[投票(2)]
くちづけ(1957/日)★4 前代未聞の超高速映画。いったい増村はイタリアで何を学んできたというのか(イタリアにこんな速い映画はない! たぶん)。しかし一見して勉強の成果が表に出ていないということこそが才能の証だ。増村はそんなものを直ちに/露骨に作品に反映させるような貧乏臭さとは無縁の、豊かな映画作家だ。 [review] (3819695)[投票(2)]
くちづけ(1957/日)★4 即決の映画。本作では主人公2人を軸に、まるで約束事であるかのように登場人物達が迷いなく即決を繰り返す。結果、過ぎたことなど知るものかとばかりに猛烈な早さで映画全体が動く。そこがよい。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
蜜のあわれ(2016/日)★3 二階堂ふみ目当てで観たが、期待に違わない。どんどん金魚に見えてくる。「交尾してまいる!」って。 [review] (緑雨)[投票(2)]
レイチェルの結婚(2008/米)★4 「家族」を演じたいメンバーが結集したが、根本は何も変わらず、ただそれぞれが自分のことだけに眼差しを向ける。 [review] (jollyjoker)[投票(2)]
希望のかなた(2017/フィンランド)★5 かつてアキ・カウリスマキはインタビューで「誰かがクソハリウッドにモノ申してやらなきゃな」といって、まだまだ映画は作り続けたいといった。そういうことなのだ。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
エンドレス・ポエトリー(2016/仏=チリ=日)★4 初ポドロフスキーの私。アーティスティックなだけで、つまらなかったら困ると思っていたら、ちゃんと最後まで、楽しい映画でした。 [review] (プロキオン14)[投票(1)]