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ゑぎさんの人気コメント: 更新順(60/111)

人気コメント投票者
★3誘惑(1948/日)この映画、もしかしたら公開当時もそうだったかも知れませんが、今見ると、かなりトンデモ映画の香りがします。そういう意味で、とっても楽しめる映画です。 [review]ぱーこ[投票(1)]
★4アデルの恋の物語(1975/仏)手紙の映画。書きながら読み上げる声がオフで入っているシーンの途中で、いきなり喋りだしたりする。手紙を書く、書きながら心の中で読み上げる、また、声に出して読み上げる、そういった手紙を書くという行為のありとあらゆるバリエーションを表出した映画。 [review], けにろん, モノリス砥石, ムクほか13 名[投票(13)]
★33時10分、決断のとき(2007/米)リメイク元との比較の話になって申し訳ないが、改変・追加部分は悉く成功しているように思う。 [review]けにろん, 3819695[投票(2)]
★4不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)この映画は出来過ぎの完成度。すかした間、伏線を回収する手際の良さ、ビジュアルセンス。どれをとってもカルト・ムービーらしくない、名作然とした趣がある。バイオリン弾き・ゲデバンのとぼけたキャラクターが面白い。彼の盗癖がプロットを豊かにしている。また、おじさん・ウラジミールの男気も良い。ペペロンチーノ, 埴猪口, りかちゅ, ゼロゼロUFOほか8 名[投票(8)]
★4マン・ハント(1941/米)フリッツ・ラングダドリー・ニコルズアーサー・ミラーでこんな反ナチス映画を作ってしまう、というのは凄いことだと思うし、エンディングは常軌を逸したレベルだとも思ってしまうのだが、しかし、この曖昧かつ徹底的(!)なラストは呆気にとられてしまった。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★4岸辺の旅(2015/日=仏)実にスリリングな映画だ。絶妙に現実を超えたフィルムの触感。風に揺れる白いカーテン。度々行われるベッドメイクと白いシーツ。靄のような白いガス。そして美しい山あいの風景と滝の俯瞰。 [review]袋のうさぎ, disjunctive, deenity[投票(3)]
★4破局(1950/米)これは矢張り、最良のマイケル・カーティスかも知れない。カーティスらしいディゾルブによるキビキビとした短いカット繋ぎが、特に後半のサスペンス場面を用意する部分で実に奏功している。しかもディゾルブなので、ある種の悲痛な情感も創出されており、見ていて胸が痛くなるような感覚がある。 [review]袋のうさぎ[投票(1)]
★3ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017/米)予想通りのCG使い倒し映画で全体に安っぽい画面なのだが、古代エジプト王女−ソフィア・ブテラに関連する部分、例えば、生きたままミイラとして埋められる場面での、嘆きの口をした大きな像など美術はわりといい。 [review]サイモン64[投票(1)]
★5エイリアン(1979/米)矢っ張りリドリー・スコットには桁違の演出力がある。リプリーが1人になってからが驚異的だ。完成度で云えば『ブレード・ランナー』よりずっと纏まっているしこれは実に見事な活劇だ。難を付けるなら『ブレ・ラン』のような破綻の魅力が無いという点。それにしてもこの監督はこれを超える作品を撮ることは無いだろう。DSCH, 草月[投票(2)]
★4トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン)現実に照らし合わせて共感できるかとか感情移入できるかとか、ベニグノの行為を肯定するかしないかなんてことは映画とは関係のない事柄だ。単純に色々な道具立てが見事にスリルに機能している、だから良い映画である。しかし途中で挿入されるサイレント映画は酷い。これを挟み込みたい気持ちも判るけれど無いほうがよっぽど良い。Sigenoriyuki[投票(1)]
★4気狂いピエロ(1965/仏)何よりも抜群に面白い。それは刺激の問題で説話の問題では無い。ラストに出てくる同じ歌が頭から離れない狂人がたまらなく好きだ。DSCH, , モノリス砥石, ナム太郎ほか5 名[投票(5)]
★4あの頃ペニー・レインと(2000/米)これは悪くない。とてもきめ細かな演出で好感が持てる。映画を見ながら時折「これならシナリオを読んだ方が面白いんじゃないか」と思えることがあるのだが、この映画はそんな類の映画ではない。キャメロン・クロウの演出家としての創造性、撮影現場での創意を感じさせるシーンが沢山ある。 [review]ぐるぐる, 鵜 白 舞, トシ, ニュー人生ゲームほか7 名[投票(7)]
★3ローサは密告された(2016/フィリピン)これがフィリピンの現実かどうか、なんて我々には分からないし、そもそも、そんなことは映画とは関係ないことではないかと私は思っていて、では、映画として、こゝで提示されているコンテンツが衝撃的かというと、私には中程度の出来としか思えない。 [review]jollyjoker, 袋のうさぎ, DSCH[投票(3)]
★4甘き人生(2016/伊)とても豊かな映画だ。時空をまたがって、同一のイメージの反復を観客に喚起する作りが意識的に行われており、豊かな映画の時間を感じる。 [review]緑雨[投票(1)]
★4パブリック・エネミーズ(2009/米)やはり見応えがある。一番の見どころは夜の森のシーンかなと思う。森の中のアジト。仲間が殲滅される一連のシーン。夜の闇と機関銃の発砲の光。それにも増して、デップとマリオン・コティヤールが出会い、「Bye Bye Blackbird」にのってダンスするシーンが印象深い。 [review]3819695[投票(1)]
★4グリーン・デスティニー(2000/米=中国)湾曲した竹の先端近くにチョウ・ユンファが静止しているカットは息を呑むほど美しい映画的瞬間だ。 [review]けにろん, 空イグアナ, オノエル, ざいあすほか10 名[投票(10)]
★5キッスで殺せ(1955/米)オリジナル版はスクリーンで、ディレクターズカット版はブラウン管で見ていますが、ハッキリ言って、オリジナル版の衝撃度はディレクターズ・カット版の100倍ほどありました。 [review]けにろん, おーい粗茶[投票(2)]
★4そこのみにて光輝く(2013/日)この世からタバコとライター、あるいは自転車がなくなったら映画もなくなるのではないか、いや、逆に、これらがある限りは映画はあるんじゃないだろうか。という愚にもつかないことを想うぐらい、タバコとライターと自転車の映画だ。 [review]jollyjoker, 緑雨, tredair, MSRkbほか9 名[投票(9)]
★4台北ストーリー(1985/台湾)これも抜群に面白い!『恐怖分子』や『クーリンチェ少年殺人事件』と比べれば、先鋭度が低いというか、淡々としているように感じられるのだが、冒頭からラストまで、本当に必要十分なカットしかないのではないか、という気がしてくる。 [review]ペペロンチーノ, 袋のうさぎ, 赤い戦車[投票(3)]
★3私が棄てた女(1969/日)全編の基調はモノクロ。しかし回想シーンは黄色がかったモノクロ。ラスト近く、騎馬での合戦のような祭りのシーンがフルカラー。ラストのイメージの連鎖もフルカラー。こういったメディアの扱いは浦山桐郎の「映画における演劇性」の考察が伺える。しかし中途半端だと思えて仕方がない。「ドドンパ娘」こそ映画だ。 [review]寒山拾得[投票(1)]