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[コメント] バッファロー’66(1998/米)

悪くない。それは、大部分、クリスチーナ・リッチの独創性の拠っている。ただし彼女の扱いに関する限り、男性側の視点で作られた都合のいいファンタジーのような気がしてしまうのも確か。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 冒頭から、クリスチーナ・リッチ登場までのトイレを探す一連のシーンの演出は素晴らしい。ボーリング場のクリスチーナ・リッチのシーンもいい。4人掛けの食卓の演出は斬新かも知れないが、なんとも混乱を招く。こういう演出が定着することはないだろう。小津の影響なんてことも無いだろう。

 クリスチーナ・リッチの気持ちが判らないなんて野暮は言いっこなし。これは映画なんだから。

(評価:★4)

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