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[コメント] アウトロー(2012/米)

開巻から、スナイパーの行動やその主観ショットと、とても突き放した客観ショットのタイトなモンタージュで始まり、さらに、黒人捜査官・デヴィッド・オイェロウォの捜査場面が、科白なしのサイレント的処理で繋がれる部分までは、かなり期待のできる導入部で、これは傑作か?と思った。
ゑぎ

 ところが、ジャック・リーチャー=トム・クルーズが登場してから、ロザムンド・パイクとのやりとりを経て、容疑者・ジョセフ・シコラの昏睡状態を視察した後に続く場面なんかは、驚くほど鈍重な演出で、たちまち、まともなリバース・ショットも撮れないことを露呈してしまうのだ。

 とは云え、中盤から後半にかけて、肉弾戦のアクションシーンはよく演出されており、ヴェルナー・ヘルツォークロバート・デュヴァルという二人のカリスマの造型、演出もなかなか見せてポイントを上げる。特に、デュヴァルの扱いがとてもいい。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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