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[コメント] ハンナ(2011/米)

これはけっこうトンデモ映画として面白いです!なぜか眉毛を脱色したヒロインのシアーシャ・ローナン、彼女が最も可愛らしかった頃でしょう、彼女を見ているだけでも楽しめる。
ゑぎ

 おバカな展開は、特に、スペイン(?)からベルリンへの道のりが端折り過ぎ、なんてところで顕著ですが、そんなことは良しとする。でも、アクションシーンは気合いが入っているし、美術装置も見応えあり、悪役としてのケイト・ブランシェットトム・ホランダーは、おバカな部分を残しつつ、かなり怖い造型なのです。

 アクションシーンでは、ローナンが捕えられて監禁された施設での、監視カメラが沢山ついている部屋と、こゝからの脱出シーンが一番良い。ブランシェットの替え玉を抱きしめるところから、監視カメラを撃ち抜いていく演出は胸のすく展開だし、脱出シーンで見られる施設の美術も、SiFiのようで面白いのだ。また、長回しのアクションシーンにも驚かされる。エリック・バナが、ドイツの駅から地上を歩き、地下へ降りて、襲われて闘うまでのシーケンスショット。なぜ、肉弾戦なのか?というところが不思議ではありますが、悪くないです。あるいは、回想中の、親娘3人が乗る車を狙撃するブランシェットのシーンも、雰囲気のあるシーケンスショットだ。

 ラストの、グリムの家の遊園地としての美術装置、狼の口のトンネルなども、なんか真面目なのかどうか疑わしく、鹿の出現と、矢と「心臓を外しちゃった」の反復も含めてトンデモな完成度は高い。カルトムービーとなる資格は十分あるんじゃないでしょうか。

#殆ど写真で登場するだけだが、ローナンの母親は『ファントム・スレッド』のヒロイン、ヴィッキー・クリープス

(評価:★3)

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