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アッシャー家の末裔(1928/仏) | 夜の屋外は青、屋内はオレンジ色か普通のモノクロというかたちで染色されている。冒頭は、林の中の道を行く初老の男。寒そう。手には手袋。道に水溜り。木の向こうに家が見える。 [review] | [投票] | |
結婚式・結婚式(1963/日) | 歌舞伎座か。男女が桟敷席で歌舞伎鑑賞をしている、かつ、家族らしき人物が近くにいる、という状況を見ると、お見合いシーンだと分かる。関東の良家の子女の見合いと云えば歌舞伎鑑賞、という流行があったのだ。 [review] | [投票] | |
ヴァチカンのエクソシスト(2023/米=英=スペイン) | やっぱり何と云っても、まずはラッセル・クロウ−ガブリエーレ・アモルト神父のキャラクターの面白さだろう。可愛いスクーター(フェラーリのエンブレム・ステッカーを貼っている)を乗り回す。 [review] | [投票] | |
河口(1961/日) | 冒頭は沼津駅前。喪服姿で歩く岡田茉莉子を横移動で見せる。葬儀に行こうかどうしようか、みたいな岡田の独白ナレーションが入る。タクシーに乗り、有名な浜(千本浜)に行くかと迷うが、結局、お寺へ向かう。 [review] | [投票] | |
サンタクロースの眼は青い(1966/仏) | 50分の中編(映倫の規定によれば55分以上が長編と聞いたことがある)。ジャン=ピエール・レオの頼りなげなモノローグがいい。店から男2人が出てくるショット。レオと友人。 [review] | [投票] | |
わるい仲間(1963/仏) | 42分の中編(映倫の規定によれば32分以下が短編と聞いたことがある)。建物の上階の窓から撮った通り。 [review] | [投票] | |
仮面の米国(1932/米) | 欧州大戦からの帰還兵を乗せた船。船倉で賭け事をする兵士たちが、帰ったら元の仕事に就く、と口々に云う。中にポール・ムニ。彼は工場には戻らずに身に着けた技術を活かして建設関係で起業をしたいと云う。 [review] | [投票] | |
夜の片鱗(1964/日) | タイトルバックが桑野みゆきの様々な顔アップ。最初は左向きの横顔。横顔から正面を向いたり、斜めを見ながら不敵な笑みを浮かべたり。これらは、街の女として通りに立つ姿だったことが、クレジット開けで分かる。 [review] | [投票] | |
楽日(2003/台湾) | 面白い。終始くすぐられて面白く見る。まず、映画館の映画である、つまり、紛れもなく主役は映画館という建物である、ということがいい。 [review] | [投票] | |
青春神話(1992/台湾) | 蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)の映画監督デビュー作。本作の時点でリー・カンションとチェン・チャオロンのダブル主演だ。 [review] | [投票] | |
土砂降り(1957/日) | 機関車のショットを繋いでクレジット。この映画、たいそうな機関車映画なのだ。劇中何度も出て来る。それはラストショットまで徹底的だ。本作の主な舞台は、南千住辺りの線路沿いで営まれる温泉マーク「ことぶき」。 [review] | [投票] | |
賭博師の娘(1951/メキシコ) | 旅行の用意か、男が服をトランクに詰めるショットから始まる。電球の灯りが消える。停電だ。泣く赤ちゃん。男があやす。この男はキンティン−フェルナンド・ソレル。 [review] | [投票] | |
スサーナ(1950/メキシコ) | 雨。州立少年院の看板。少年院内の廊下の奥から叫び声が聞こえ、若い女性が引っ張られて来る。これがスサーナ−ロジタ・クィンターナ。 [review] | [投票] | |
クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022/カナダ=ギリシャ) | 全く予備知識なく見たが、クレジットバックの赤い画面は、体内の臓器のイメージかなと思った。黒い模様も入っている。この辺りは徐々に種明かしされる。 [review] | [投票] | |
一年の九日(1961/露) | 開巻は空撮。大自然から研究所の敷地へ移り変わるが、もうこの冒頭から、超絶構図ばかりだ。 [review] | [投票] | |
女囚さそり けもの部屋(1973/日) | シリーズ第三作は成田三樹夫が敵役の刑事。冒頭アバンタイトルの地下鉄内で、成田は、さそり−松島ナミ−梶芽衣子に手錠をかけるが、繋いだ右腕を肘上から切られる。 [review] | [投票] | |
のんき大将(1949/メキシコ) | 沢山の男の脚が絡んでいるショット。足が痒いが、自分の足がどれだか分からないみたいな。ちょっと引くと、留置場の隅で、5人ぐらいの男たちが、固まって寝ている場面だ。いいオープニング。 [review] | [投票] | |
エロス+虐殺(1970/日) | これもメッチャ面白い。伊藤野枝の娘役の岡田茉莉子に、永子−伊井利子がインタビューするシーンから始まる。この冒頭から、シネスコサイズの画面を非常に大胆に使う「際立った構図」を見せる映画だ。 [review] | [投票] | |
エンドロールのつづき(2021/インド=仏) | 線路に古釘を置く。草むら(畑か?)に寝そべる少年−サマイ。空には飛行機。オフで列車の音。列車通過後の釘はぺちゃんこになり、矢じりに使われる。この矢がちゃんと活用されないのは残念。 [review] | [投票] | |
白い足(1949/仏) | タイトルに「白い」とあるからだろうか、モノクロの画面の中で、とても白色を意識させるカットが何度も出て来る。グレミヨンも意識して繰り出しているのだろう。 [review] | [投票] |