ゑぎさんのコメント: 点数順
ダゲール街の人々(1975/独=仏) | パリの一角、ある街、というか「通り」と云った方がいいような、小さな範囲の住民(多くはお店)のドキュメンタリーだ。勿論、あちこちに演出が施されている。 [review] | [投票(1)] | |
Ribbon(2021/日) | がっつりコロナ禍を背景に描いた今のところ(公開当時)数少ない映画の一つ。屋外の人々は、ほゞマスクを付けている。 [review] | [投票(1)] | |
ロスト・フライト(2023/英=米) | 本作のジェラルド・バトラーは旅客機のパイロット。悪天候が予想される中、シンガポールから、東京へ向かうが、飛行機は嵐に会い、運悪くフィリピンの反政府ゲリラが支配する島に不時着してしまう。という経緯で始まるアクション映画。 [review] | [投票(1)] | |
二重生活(1947/米) | ブロードウェイの道標。劇場の看板「アンソニー・ジョン、紳士の中の紳士」。エントランスの肖像画を見る男。振り返って、肖像画と重なる。彼がアンソニー・ジョン−ロナルド・コールマンだ。この冒頭から、二重人格の象徴的演出なのだ。 [review] | [投票(1)] | |
ファーストラヴ(2021/日) | 開巻は大学の建物の大俯瞰。下降移動して、建物の側面の窓へ寄り、中で倒れている男を映す。これって、クレーンでもできると思うが、ドローンだろうか。 [review] | [投票(1)] | |
オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体ー(2021/英=米) | 手紙の映画。死体の映画でもある(死体は邦題で明記されてしまっているが)。これら映画的な道具立てがとても上手く演出された、ジョン・マッデンらしい見応えのある映画だと感じた。 [review] | [投票(1)] | |
ハルク(2003/米) | なんかいい感じ(?)の失敗作だ。まず、全編何とも陰々鬱々としたムードをたたえているところが失敗作としてポイントが高い。 [review] | [投票(1)] | |
ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米) | ローラーゲームの女子チームを主題にしたスポーツ根性モノだが、主人公=エレン・ペイジの家族関係、母親=マーシャ・ゲイ・ハーデンが偏執する美人コンテスト、 [review] | [投票(1)] | |
大地の子守歌(1976/日) | ちょっと原田美枝子の演技というか存在が勝ち過ぎている。勝ち過ぎているというのはどういう意味か。それは増村の画面造型に対して、ということだ。彼女を見ているだけで、メチャクチャ面白い映画だ。 [review] | [投票(1)] | |
アステロイド・シティ(2023/米) | 安定した面白さ。それはとりもなおさず画面の充実、ということなのだが、本作もしっかり私の期待に応えてくれていると思う。テレビのブラウン管に映されて始まる現実シーン(と一応云っておく)はスタンダードサイズのモノクロ。 [review] | [投票(1)] | |
女囚さそり 701号怨み節(1973/日) | 監督が長谷部安春に交代したシリーズ四作目。教会。車が乗り付ける。細川俊之や土方弘が降りて来る。彼らは刑事。教会の結婚式会場に警察が踏み込むシーン。 [review] | [投票(1)] | |
バービー(2023/米) | 完璧に作り込まれたこの特異な世界観の造型(再現性)は凄いレベルだと思う。ディティールにこだわったギャグの連打も楽しいし、後半になって、ミュージカル映画のように歌唱シーンが増えるという構成も私の好みだ。 [review] | [投票(1)] | |
我が家は楽し(1951/日) | クレジットバックの音楽は「埴生の宿」。駅のホーム。2両編成の車両。笠智衆が改札から出てくる。反対側(住宅街の方)から、岸恵子が来て、笠にコーラスの発表会、と云う。 [review] | [投票(1)] | |
摩天楼を夢みて(1992/米) | 圧倒的に演技合戦が見物なのだが、元が舞台劇なので、舞台的なケレンが残されている部分があり、ワタクシ的にはちょっと減点。 [review] | [投票(1)] | |
マリア・ブラウンの結婚(1979/独) | いきなりエンディングの考察から書こうと思う。このラストは矢張り、ヒロインでタイトル・ロール−ハンナ・シグラの意志が招いた結果だと私は思う。 [review] | [投票(1)] | |
119(1994/日) | 「Harvest」という名前の飲み屋。海岸沿いの道にある。これがいい佇まい。最初のショットでそう思う。右上に物干し台があり、シャツが干してある。こういう画面のセンスがいい。 [review] | [投票(1)] | |
アバウト・シュミット(2002/米) | ずいぶんと手堅い演出ぶりなのだが、このアレクサンダー・ペインは生真面目過ぎて面白みに欠ける。それに、ニコルソンは矢張り上手いし、頑張っていることも分かるが、醜悪な絵ヅラばかりだ。 [review] | [投票(1)] | |
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023/米) | メインの時間軸は1969年。インディアナ・ジョーンズは70歳だ。NYのアパートで朝目覚めたジョーンズが、隣家の青年に、音楽がうるさい、と文句を云いに行く場面。この音楽が「マジカルミステリーツアー」。 [review] | [投票(1)] | |
無情の世界(2022/日) | 三話構成のオムニバス。私の好みであえて云えば、三話目、二話目、一話目の順番になる。尻上がりに良くなるということになるが、一方、一話目の唐田えりかを主人公にして、佐向大に長編を撮ってほしいとも思う。 [review] | [投票(1)] | |
1秒先の彼(2023/日) | 舞台を京都府内に設定したことは、とても良い結果になっているのだろうと推測していたのだが、この点については、ちょっと予想を裏切られた感がある。 [review] | [投票(1)] |