ユーレイル（ヨーロッパ横断鉄道）で偶然隣りあわせたフランス女性とアメリカ青年の恋物語。

登場人物は二人以外にほとんどなく、二人が近づいていくまでの恋愛の過程を、二人の会話だけで描いているのが、面白い。

音楽もなく、大きな事件もないのだけど、二人の心の動きが手に取るように分かって心地いい。

恋愛ものが好きな人、付き合いたての気分に戻りたい人にはお勧め！

会話が長いの。恋愛論やら、生き方、友情論そんな事を話し合いうのだけど、自分の付き合いたての頃を思い出すこと間違いなし。

小さな部屋で音楽を一緒に聴くシーンでの視線のやり取りは、興奮してしまうくらい恋がしたくなった。←あぶない、あぶない。

多くの人が指摘するよう、この邦題は勘弁して欲しい。イーサンファン以外の人が手に取る可能性を一気に減らしているではないかい！