[コメント] エド・ウッド(1994/米)
見終わって、これが傑作だった事を知った。
モノクロで始まった時、『デッド・マン』を思い出し、最初から拒否反応をおこしてしまった。 にも関わわらず、最後まで引き込まれた。時には、ニヤリと笑い、時には静かな感動を覚え、見終った時、、この映画が傑作だった事を知った。
決して、大泣きする訳でも大笑いできる訳でもないけれど、一人の魅力的な(才能がないけれど)男の生涯を描いた作品として、優れた出来栄えだった。
予備知識のないまま見始めたので、「いつ成功するんだろう」とハリウッドのサクセス・ストーリーのような気持ちで見ていたら、なんだか気色が違う。う〜ん。
しばらくして出てきたタイトル「原子の花嫁」を見て気づいた!!!おぉぉぉ、これはあの駄作映画の巨匠の話だったのか!通りで、エド・ウッドの感覚が常人とずれていると思った!
エド・ウッドの映画の詰まらなさと反比例するかのような、この映画の魅力!
しかも、アカデミー賞を受賞したマーティン・ランドーの素敵さと言ったら。「故郷などない」のシーンには、魅せられてしまった。しかも、ホンモノのベラ・ルゴシにそっくりなんだもの!
ティム・バートン映画には欠かせないリサ・マリーのヴァンパイラ最高だったよーーー!!!!!あの役が出来るのは、リサ・マリーとアンジェリカ・ヒューストンしかおりませんがな。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。