一体型を作って売っちゃったら、それはもうわいせつ物頒布等の罪なわけで。犯罪なんですよ。

それを全く悪びれることなく、むしろ開き直って笑い飛ばしてるラストに少し違和感。

逮捕しに来た内定調査官も仕方なく取り締まりに来た感じで、なんだかなぁ、もう。

その辺のラストの緩さが物語全体を小綺麗にまとめた感も醸し出しているわけですが。

自分の大切な女性がいなくなったときに、まるで本物のようなドールがいてくれたら、という気持ちは理解できます。

哲雄が園子(蒼井優)のラブドールを欲して、園子もそれを望んだ、という話であれば☆5つつけたでしょう。

でも哲雄は零号機の味見をしただけで手元には一体も残さず、限定100体全て売りさばいてしまうわけですよ。

NTR趣味でもあるんですか、って話ですよ。

その点が個人的に感性が違ったという、ね。

個人的には園子モデルのそのこ1号に120万円出す気はしないけれど、夏帆モデルなら出しますよ。

買いますとも。（亡くなった人の代わりでなくとも、手が届かない、理想の女性を手元に置いておきたいという支配欲も男性にはあるわけで）

あと最近食傷気味のすれ違い不倫なんかももう当たり前の時代なんですかね。

まるで #裏アカ女子 がオフパコした際のハメ撮りを、ハメ男にSNSで晒されても平気な女子が増えたのと似てるというか、「寂しかった」が理由で股開いちゃう女を許せるかどうかっていう件もね。

園子自身もドールじゃんっていう。

ちょっと脱線しましたが、病モノであることを忘れさせるくらいに喧嘩両成敗な浮気悶着がふたりの仲を取り持つっていうのはいかにも現代的かと。

あ、あと、最後にひとこと。

蒼井優の胸、少し盛っちゃいませんか？