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[コメント] ブラック・ハッカー(2014/スペイン=米)

冒頭の試写会のスクショを撮るシークエンスから今までに見たことのないような演出。コードのパソコンに開かれたウインドウの中の盗撮映像やチャット映像などだけを使って物語を進行させるという奇抜でユニークな構成だが、若干わかりづらい。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







サイコパスハッカー・コードの言いなりになっていくニックの状況はとてもわかりやすい。

カメラがついているインターネットと繋がっている端末であれば何でも乗っ取ってしまうという怖さもわかりやすい。

ただウインドウがたくさん開きだすと画面がゴチャゴチャしだす。

特にトリオップスの連中が出てきてからはネバダという新しい名前が加わり、「あれ、この画面は誰のモニターだっけ?」という不思議な感覚になってくる。

もう少し画面の情報を整理してくれたら★5だった。

ただ、「ネバダは変装の達人なんだ!」はないわ。笑

単なるハッカーじゃなくて、あれもネバダ、これもネバダになっちゃうともう陰謀論みたいな展開で怖さの焦点がボケてくる。

ここは「ジル狙いのサイコパス」一点突破で突き詰めてほしかった。

(評価:★4)

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