子供との触れ合いのシーンは非常によく撮れていると思う。自然な感じで。

無理に子供の目線に下りて接する前半よりも、正面切って対等に話す後半が特によい。

ただ、亡くして初めて妻を愛するようになったとか、妻の思いを知ったとか、愛されていると痛感したとか、そういう類の悔悛映画ではない。

モッくんは最後まで謝らないし涙しない。

何の言い訳をしているのか、誰に対して言い訳しているのか、まったくわからない。

言い訳をしている素振りさえない。このタイトルは酷い。