[コメント] フェイク(1997/米)
今まで見た映画では感じたことのない複雑な感情にさいなまれた。「擬似的罪悪感」という言葉ぐらいしか考えつかないが、
悩んでしまった。考えさせられたしまった。そのどっちもで自分の「仕事」と「私情」に置き換えその認識まで突き詰めて考えてしまった。
無論答えなんて出ない。でも、こういう人間(デップの役)がもし身近にいたとしたら、その人に対してどう接するだろう?どう接すればいいだろう?と考えるとこれまた「?」の域から抜け出す事ができなかった。
彼は現在、このことをどう自分の中で消化させて生きていくのだろう? きっと自分をごまかす事でしか生きていけないんじゃないだろうか?
追記
今でも時々この主人公の事を思い出す事がある。静かで哀しい主人公の事を・・・
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