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★4 | ラスベガスをやっつけろ(1998/米) | 外来者のようで当事者のような意味不明な視点を、主人公達に背負い込ませてて、70年代を料理したのは上手い。何にも既視感を抱かせないほどの、トリップシーンは逆に現実と虚構の差異を際だたせることになって、時代の虚飾性を象徴している。 | DSCH, 町田 | [投票(2)] |
★3 | 太陽(2005/露=伊=仏=スイス) | 大日本帝国が資本主義のアメ公にファックされる映画。 [review] | けにろん, 浅草12階の幽霊, ごう, TOMIMORIほか5 名 | [投票(5)] |
★3 | ミスティック・リバー(2003/米) | ショーン・ペンに仮託して行われる、イーストウッドの王様ごっこ。「余を敬うのジャー!!」 [review] | おーい粗茶, ヒエロ, ちわわ, 鵜 白 舞ほか12 名 | [投票(12)] |
★2 | プレッジ(2001/米) | 鑑賞するスタンスに困った映画。細部の違和感に目を瞑って、定年した老刑事が、プライドだけ、義憤だけをよりどころに1人で未解決殺人事件を追う過程を通して、針葉樹に囲まれた美しく穏やかなアメリカ北部に潜む闇が解き明かされていくと共に、老境にさしかかった刑事自身の新しい家庭の獲得を通して、人生の再出発が描かれる映画のつもりで見ていたのだが…。 [review] | disjunctive, 巴, TOBBY, inaほか6 名 | [投票(6)] |
★5 | 未知との遭遇(1977/米) | 冒頭、砂漠の風の為大声で会話する登場人物、否応無しに観客をスクリーンに惹き付ける。 [review] | tredair, 3819695, ノビ, けにろん | [投票(4)] |
★3 | デンジャラス・ビューティー(2000/米) | 「敵を作らない映画」by黒犬様。いえいえ、敵になった時の、どこからかの無言の攻撃を予期して、甘んじて敵になる人はいないんです。 [review] | 緑雨, uyo, かっきー | [投票(3)] |
★3 | ハンニバル(2001/米) | サイコホラーで始まって、ダークヒーロー物に変わった後、恋愛ドラマもどきになって→ [review] | けにろん, おーい粗茶, Cadetsファン改めジンガリーLove | [投票(3)] |
★3 | 影武者(1980/日) | 歴史考証無視は別にかまわない、なら最後の予定調和を、歴史事実だけに頼らない方法で描いて欲しかった。結果的にすごく歪な映画になってしまってる。 [review] | けにろん, 町田, ジョー・チップ, sawa:38ほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | フィツカラルド(1982/独) | キンスキーの怪演と共に狂走する映画に、実話前提であるが故に無軌道なストーリー展開にどう落ち着くのだろう不安感が相まって異様なテンションで鑑賞。 [review] | DSCH, ジョー・チップ | [投票(2)] |
★4 | 逃亡地帯(1966/米) | 大人も子供もお姉さんもお爺さんもお婆さんも、南部の町民の無自覚な悪意が大爆発してブラックユーモア大会になる後半には大興奮して大爆笑(っていうか笑う所でいいんだよな?)。 [review] | けにろん, 甘崎庵, 町田 | [投票(3)] |
★4 | ギルダ(1946/米) | 変な映画。舞台も、恋愛も、友情も、諜報も、カジノも、ナチスも、ナレーションも、「胡散臭さ」にしか貢献していない。登場人物達の行動動機も意味不明な部分も多い。しかしその「胡散臭さ」で惹きつけてられ30分ごとに、ヘイワースが唐突に歌って踊るのが続くとストーリーなんぞどうでもよくなってくる。 [review] | ぽんしゅう, けにろん | [投票(2)] |
★3 | 東京裁判(1983/日) | 冷戦下のリベラル。2006年から見ると相対的に「右」寄り。映画としては存在意義はもはやなくて、歴史遺物以外何物でもないかと。 [review] | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★4 | ジュラシック・パークIII(2001/米) | ジョンストンの、「飛行」「子供」、なにより「恐竜」への愛情に満ちた快作。 [review] | けにろん, 映画っていいね, トシ, peacefullifeほか7 名 | [投票(7)] |
★5 | あなたが寝てる間に(1995/米) | 冒頭の回想シーンでのナレーション「思い出の夕焼けはこんな綺麗じゃないけど」は、安っぽい恋愛ファンタジーをあえてやろうとする作り手の強固な意思表示であり宣言でもある(と思う)。 [review] | のこのこ, ジェリー, ユリノキマリ, sawa:38 | [投票(4)] |
★4 | 女優須磨子の恋(1947/日) | 田中絹代の熱演と、舞台内容の質の高さ、それを切り取る溝口のカメラ、これらからなる映画内の舞台その物の表現力の高さは特筆に値するが… [review] | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★2 | 亡国のイージス(2005/日) | 機能しえないテーマ。 [review] | 寒山拾得, 林田乃丞, おーい粗茶, けにろんほか9 名 | [投票(9)] |
★3 | マレーナ(2000/米=伊) | この監督らしく、人物の主観と回想の多用によって、寓意で作品を塗り固めてしまう。でも「村八分」やら「個人の初恋の思いで」を普遍化されても困ってしまう。撮影と音楽は圧巻。 | disjunctive, ゑぎ, MUCUN, ことはほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | 大いなる西部(1958/米) | ペックはパターナリズムに毒された策士だ、このような人物を、他人を教化しうる清廉な人物として描くことには表現上の欺瞞を感じる。しかしながら、貧富や人間の清濁さといった概念を上方と下方の対比としてビジュアル化したワイラーの表現・演出力は、黒澤の『天国と地獄』にも決して劣らない。 [review] | けにろん, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★3 | マインド・ゲーム(2004/日) | ある種の予定調和的な物語の中で精一杯の奇天烈で荒っぽいビジュアルが展開される。そのビジュアルを使用することでポジティブなメッセージが語られる。こういった捕らえ方をしてしまうとさしたる斬新さがあまり感じられない映画で、意外性を期待して見に行った身ににはツライ内容だった。 [review] | DSCH, くたー | [投票(2)] |
★4 | 恐怖のメロディ(1971/米) | あのラストが語る物は。 [review] | 赤い戦車, 3819695 | [投票(2)] |