[コメント] ライフ・イズ・ビューティフル(1997/伊)
前半は、主人公グイドへの印象と同じく、肩をすくめたくなるようなところもあるけれど、どうにも憎めない愛嬌があって好き。でも、後半は…
映画の中では、どんなウソだってついていい、と私は思います。作り手に、そのウソを引きうける覚悟があるならば。
そしてこの映画は「アウシュビッツ」という非常にデリケートな素材を扱っているわけで、それについて考えることは、やはり避けられないことです。(だって、作り手は敢えてそれを選んだのだからね。)
果たして、あの収容所での暮らしというものを生身に刻んできた人々に、この映画は胸を張って観せることが出来るだろうか?
残念ながら私が出した結論は「★2」です。
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